行く夏を見送る「伊根花火」

公開日 : 2019年08月26日
最終更新 :
筆者 : Akio

8月24日。

舟屋で有名な京都府与謝郡伊根町では、

関西ではラストとも言える「伊根花火大会」が行われました、

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≪重要伝統的建造物群保存地区≫

京都市内から与謝郡伊根町までは、車で三時間程の距離です。

伊根はかつて映画「男はつらいよ寅次郎あじさいの恋」や、

NHKドラマ「ええにょぼ」でも舞台となりました。

伊根湾の沿岸には約230軒の「舟屋」が軒を連ねています。

伊根の町は、山が近く前は伊根湾。

舟屋は明治時代に集落に道路を敷いた際に、海側に舟置き場や蔵などを集積させたのが

現在の特長ある伊根の町並みのはじまりとされています。

周囲5キロメートルの湾に沿って舟屋が立ち並ぶ風景は、詩情浮かぶ景色で、

「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

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夕景から夜景へと移る伊根湾。

花火の時を待ちました。

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午後8時30分。

伊根湾海上から花火が打ち上がりました。

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大きな音が伊根湾に響きます。

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大輪の花火に浮かび上がる、舟屋の町並み。

この夜は、風もなく花火が水面に映っています。

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次々に打ち上がる約1200発の花火。

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関西で行われた花火大会は、七月後半から始まり、八月初めが多く、

8月24日の伊根の花火大会は、関西ではラストの花火大会かも知れません。

行く夏を見送る伊根の花火大会でした。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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