フォトジェニックな「雪の東山」

公開日 : 2019年01月28日
最終更新 :
筆者 : Akio

1月26日から27日にかけての寒波で京都も雪の朝でした。

早朝の東山を歩いて来ました。

阪急・四条河原町駅から四条大橋を渡ります。

写真右手の建物は昨年11月にリニューアルオープンした南座です。

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《祇園町へ》

南座を過ぎ、花見小路から祇園町へと入りました。

この辺りは祇園甲部(ぎおんこうぶ)。

京都には五つの花街がありますが、甲部は一番大きな花街です。

祇園甲部の始まりは、寛永年間(1624年 - 1645年)に祇園社(現在の八坂神社)の門前で

始まった水茶屋が始まりとされています。

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祇園の歴史をたどると、数多くの人物で彩られています。

江戸初期には、大石内蔵助が一力亭で遊んでいた話は歌舞伎などでも知られ、

江戸末期には、後の新政府を樹立する志士達も通っていたそうです。

祇園甲部の提灯模様は、「つなぎ八つ団子」。

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《八坂の塔》

祇園町を抜けて、東山通りを渡り八坂通りに入りました。

八坂通りは細い道です。

その細い道の奥に、凛と立つのが八坂の塔。寺の正式名は「法観寺」。

塔の高さは46メートルですが、坂の上に建つ姿は、とても高く見えます。

八坂の塔の建つ、八坂通りと言えば「くくり猿」ですね。

通りの左右の軒先に、赤いくくり猿が吊るされています。

五つの猿で、五縁。「良い御縁」があります様にとの願いが込められているそうです。

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《インスタグラムでも人気の庚申さん》

八坂通りを進んでいくと、八坂の塔のすぐ手前に、カラフルな形のお守りが、

沢山奉納されているお寺があります。

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)(正式名称「大黒山延命院金剛寺」)です。

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地元の方からは「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。

八坂庚申堂は、インスタ映えする寺院としても

人気のあるお寺で、連日沢山の人で賑わっています。

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雪化粧した東山界隈。

この後、清水寺へと向かいました。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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