「龍安寺」睡蓮が見頃です

公開日 : 2018年09月02日
最終更新 :
筆者 : Akio

九月初めの龍安寺(りょうあんじ)。

漢字では、竜安寺とも書きますが、龍安寺が正式名称です。

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≪龍安寺の歴史≫

龍安寺は、臨済宗妙心寺派の禅寺です。

歴史は、宝徳2年(1450年)に 禅寺として始まりました。

龍安寺の敷地面積は広くて、総面積は約50万平方メートル(15万坪)。

東京ドームの10.7個分です。

案内板の中央上部に有名な石庭があり、下部には鏡容池(きょうようち)があります。

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広大な回遊式庭園では、春は桜。秋は紅葉。

この時期の鏡容池では睡蓮が見頃を迎えています。

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緑美しい参道を方丈(本堂)へと向かいます。

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≪禅の世界広がるロックガーデン≫

方丈(本堂)に入りました。

龍安寺は、1975年に英国のエリザベス女王が訪問された時、石庭を絶賛された事から

日本国内にとどまらず、世界的にも「ロックガーデン」として一躍有名になりました。

以来、「龍安寺といえば石庭」と言われますが

元々は、石庭よりも庭園の方が有名だったそうです。

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龍安寺の石庭の歴史は、応仁の乱でお寺が焼失した後、

1499年に方丈を再建した際に石庭も築造されたと言われています。

しかし、その作られた理由や作庭者もわかっていないことから、さまざまな謎や憶測が生まれ、

それが今でも多くの人を魅了する要素の一つになっています。

龍安寺の石庭のスタイルは、水を使わず山や川を表現する「枯山水」(かれさんすい)。

約75坪の長方形の枯山水庭園を前に、心を静め自然や世界や宇宙を想像する

イマジネーションの世界は、禅の美徳ともされています。

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広大な回遊式庭園を巡り、再び鏡容池(きょうようち)です。

鏡容池は京都屈指の睡蓮の名所です。

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≪龍安寺≫

〇所 京都市右京区龍安寺御陵下町13

〇拝観時間 8:00- 17:00

〇拝観料 大人・高校生 500円  小・中学生 300円

〇アクセス

 京福電車 竜安寺下車 徒歩約7分/市バス・JRバス 竜安寺下車 徒歩約1分

〇駐車場 石庭拝観者に限り1時間無料

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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