8月の東本願寺

公開日 : 2018年08月19日
最終更新 :
筆者 : Akio

≪大きな蓮華の噴水≫

京都駅からすぐ近くにある、東本願寺。

御影堂門が見える、烏丸通りには大きな蓮の噴水があります。

噴水は、大正初めに疏水から本願寺水道が引かれた時に造られたのですが、第2次大戦で損壊したため、戦後に復元されています。

設計は武田五一、蓮華のデザインは、明治から昭和期の日本画家・竹内栖鳳。

IMG_0659.jpg

塀沿いには、ありがたい言葉があります。

IMG_0663.jpg

ここにも・・・

IMG_0661.jpg

大きな御影堂門の高さは約28m。

門を入って境内を進みます。

IMG_0657.jpg

≪木造建築物では世界最大級≫

東本願寺は、真宗大谷派の本山で、本尊は阿弥陀如来。

慶長7年(1602)に本願寺の12代、教如上人が、徳川家康から寺地の寄進を受け創建したのが始まりです。

焼失と再建を繰り返し、現在の建物は明治28年に再建されたもの。親鸞聖人の御真影を安置する御影堂は、間口76m・奥行き58m。

御影堂は、外観が二重屋根であるため二層建築に見えますが、下部は裳階であり単層建築です。

木造建築物では世界最大級の大きさです。

IMG_0652.jpg

東本願寺は大きな建物が幾つもあります。

視聴覚ホールの地下2階には御影堂・内陣のミニチュア構造模型が展示されています。

IMG_0564.jpg

御影堂・内陣のミニチュア模型の隣には、火焔太鼓も設置されています。

東本願寺では、これまで御遠忌や大きな法要に際し、その荘厳舞楽台において舞楽が行われてきました。

その舞楽台の左右に舞楽施設として設置されていたのが鼉太鼓です。

この太鼓は、1895年(明治28年)「両堂竣工法要」のとき製作されたもので、

親鸞聖人七百回御遠忌法要や親鸞聖人御誕生八百年・立教開宗七百五十年慶讃法要の際にも使用されています。

IMG_0563.jpg

≪東本願寺≫

〇京都市下京区烏丸通七条上ル

〇拝観時間 5:50~17:30(11~2月は6:20~16:30)

〇境内無料

〇アクセス JR「京都駅」下車徒歩約5分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。