光に映える「嵯峨鳥居本」の紅葉。
木々が色付く頃になると、ここに来てしまいます。
色付いた楓の向こうに、「鮎の平野屋」さんが見えました。
奥嵯峨とも呼ばれる嵯峨鳥居元は、嵯峨野の西北、愛宕山のふもとに位置します。
光を受けた楓が綺麗です。
古い町並みと静かな景色が広がる愛宕街道。
嵯峨鳥居本は嵐山・嵯峨野エリアの中では、最も奥深い場所にあり
嵐山駅から徒歩で約30分位かかります。
ここは、ゆっくりと歩きたい所。
嵯峨鳥居本の歴史は古く室町時代頃から農業、林業や漁業を営みながら発展、
江戸時代には鎮火の神として信仰を集め、愛宕神社の門前町として賑わって来ました。
現在ものどかな風景と草葺きの民家、江戸時代から続く鮎料理のお店などが残っています。
こちらは、鮎の「つたや」さん。
夏の終わりの日、愛宕街道では「愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)」が行われました。
それは、清凉寺から化野念仏寺、愛宕神社の一の鳥居まで続く行灯の灯りです。
この夏も8月23日〜25日の3日間、奥嵯峨の古い町並みに、大小様々な行灯が灯りました。
嵯峨鳥居本の紅葉。
見頃を迎えつつあります。
《嵯峨鳥居本》
○所 〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本
○アクセス
JR嵯峨嵐山駅から2.2km徒歩約30分
京福電鉄嵐山駅から2.2km徒歩約31分
阪急嵐山駅から3.1km徒歩約41分
京都駅から京都バス72番清滝行きバス乗車約60分鳥居本下車3分
○鳥居本周辺の見所
愛宕念仏寺、化野念仏寺、一之鳥居、平野屋、つたや、
四季の花々、紅葉、古い町並み。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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