「夏の日の八坂の塔」。
暑いですね。
京都の暑さは、「油照り」と例えられる、まとわりつく様な暑さです。
夏の陽射しの中、東山「八坂の塔」(法観寺)の周りを散策して来ました。
東大路通りから八坂通へと入ると、46mの八坂の塔が現れます。
狭い石畳の道の奥に、凛として建つ姿は格別です。
八坂の塔の歴史は古く、飛鳥時代に聖徳太子が建てた、日本最初の五重塔と言われています。
その後、八坂の塔は 戦いや落雷で三度焼失。
現在の塔は、室町将軍の足利義教によって1440年に再建され
今日に至っています。
江戸時代初期には、観光の名所だったらしく、当時の名所案内には絵入りで
紹介されていたそうです。
幕末の頃の坂本龍馬さんや新撰組の人達も、 この塔を
見上げながら東山界隈を駆け抜けていたのでしょうね。
少し歩いて、坂道から振り返る八坂の塔。
坂道の百日紅が、綺麗に咲いています。
《八坂の塔(法観寺)》
◎所 京都市東山区清水八坂上町
◎アクセス 京都駅から京都市営バス100, 206号系統「東山安井」下車
四条河原町から京都市営バス207号系統「東山安井」下車
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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