青もみじの「愛宕念仏寺」。
五月連休の終わった今、青もみじが美しいです。
嵯峨野の一番奥、清滝トンネル手前にある
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。
愛宕念仏寺は、別名・千二百羅漢の寺とも言われ、
境内には千二百の羅漢様がおられます。
境内では、青もみじの中、射干(シャガ)の花が咲いています。
射干(シャガ)は、アヤメによく似た白い花。
今の時期、湿地や山里等に自生しているので、一度は見かける花ですね。
千二百体の羅漢様。
「羅漢」とは、インド原語サンスクリット語から伝わる、
仏法を守護する聖人の意味だそうです。
愛宕念仏寺の「千二百羅漢」は
昭和56年、仁王門の解体復元修理を行った際、
寺門興隆を願って作られたのが始まりだそうです。
一体一体すべてが一般の参拝者自らの手によって彫られたもので、
発願10年後には1,200体となり「千二百羅漢」と呼ぶようになりました。
青もみじの愛宕念仏寺。
新緑の世界が広がっています。
《愛宕念仏寺》
〇〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
〇拝観時間 8:00~17:00 休日:無し
〇拝観料 300円
〇交通 京都バス 愛宕寺前(おたぎでらまえ)バス停から徒歩すぐ。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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