圧巻!美しすぎる東寺ライトアップ。
平安京の時代を思う寺院、東寺ではライトアップ(夜間特別参拝)が行われています。
東寺は、日本で最も高い五重塔を持ち、平安京の遺構として唯一残る寺院。
大きな枝垂れ桜「不二桜」と五重塔が、光に浮かび上がっています。
東寺の歴史は、弘法大師空海が、嵯峨天皇に日本で初めて密教寺院を託され、
真言密教の根本道場として栄えました。
東寺が建てられたのは平安京遷都後まもない延暦15年(796年)。
奈良から京都へ都が遷された時、都を守る為の国立のお寺として
建てられたのが始まりでした。
建造物の多くは、焼失と再建を繰り返して来ましたが、伽藍の配置や寺域は
創建当時と、殆ど変わってないそうです。
光の中に、空海が創りあげた壮大な密教寺院が、浮かび上がっています。
瓢箪池に映る五重塔と紅葉。
広い東寺の境内。
ここには、四季毎に巡る花や木々の営みがあります。
それは、二月末から三月にかけては梅。
三月末からは、早咲きの河津桜。
四月には、見事に咲き誇るソメイヨシノと不二桜。
五月にはツツジに牡丹。
夏の日には百日紅。
そして秋には紅葉景色です。
池に映る水鏡の世界に見入ってしまいました。
東寺HPからの言葉は・・・・・・・
「東寺は、平安京最古のお寺。
1200年前からの境内を散策しながら 秋風と一緒に
平安京に思いを馳せてみませんか。」
近くから見上げる五重塔。
塔の高さは約55メートル。
東寺の紅葉。これから日一日と紅葉が進み
今月半ばから後半にかけて見頃を迎えます。
《東寺》
〇所 京都市南区九条町1
〇夜間特別拝観 2015年10月30日(金)~12月6日(日)
〇時間 18:30~21:30(受付21:00まで)
〇拝観料 大人 800円 中学生以下 500円
〇アクセス 近鉄「東寺」下車、徒歩約10分
市バス「東寺東門前」下車、すぐ
JR「京都駅」から徒歩で約15分
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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