京の町に残る秀吉さんの遺構。北野天満宮の御土居。
前ぺージからの続きです。
御土居を訪ねて北野天満宮へ来ました。
北野天満宮と言いますと学問の神様、菅原道真公。
道真公が愛した梅と牛さんも有名ですが、
ここは素晴らしい紅葉処でもあります。
JR東海2015年・秋のキャンペーン寺院は、北野天満宮。
ポスターの言葉は・・・・・
「歴史と、美しい風景の経験から、人は多くを学びます。
ああ、私の秋は忙しくなるぞ。」
天満宮・社殿西側に進むと、御土居への入り口。
12月6日(日)まで、もみじ苑(料金 700円・茶菓付)
として公開されています。
もみじ苑に入り少し進むと、そこは御土居。
広い道の様に見えますが洛中洛外を仕切った御土居の上です。
ここに来る前に見てきた御土居は道路で寸断されていたり
住宅街の中だったりしましたが、北野天満宮・もみじ苑に広がる
御土居は作られた当時の原型に近いとの事。
100mからの御土居の道が続いています。
途中の朱塗りの欄干からの景色。
日一日と色付いて来る、もみじの世界が広がっています。
ここ北野天満宮と豊臣秀吉さんは、ゆかりが深く現在の社殿の多くは、
息子・秀頼によって造営されたそうです。
御土居を歩いて行きますと、大きな欅(ケヤキ)が見えました。
樹齢600年。木の名は「東風」。
看板には、
「このケヤキは豊臣秀吉がここに御土居を築いた当時から
成長を続けて来ました。京の地より天高く大宰府へ
東風を吹かせ続けています。」
見上げると、空を覆う大きなケヤキ。
東風と言う大きなケヤキ。
「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」
道真公の和歌が浮かんで来ます。
御土居をもう少し進んだ所から見る社殿。
それは、高低差のある御土居から眺めるビューポイント。
青空に北野天満宮の建物が映えています。
少し紅葉が見えていますが、これから紅葉が進んだ晩秋には
鮮やかな紅葉景色となるでしょうね。
続いて順路は、御土居から
紙屋川沿いの小路へと降りて行きます。
下から見上げた御土居。
斜面は大切に保護されています。
紙屋川沿いに広がる、もみじ景色。
中には樹齢400年を越える楓もあります。
朱塗りの橋は、鶯橋。
もみじは、これから朝晩の冷え込みで一日毎に色付いて来ます。
見上げると、もみじ。モミジ。紅葉。
これからの秋が楽しみです。
北野天満宮へ御土居を訪ねてでした。
《今回行った御土居。》北野天満宮の御土居。
《北野天満宮・もみじ苑》
〇期間 10月25日(日)~12月6日(日)
〇時間 10:00~16:00 ※11月14日以降は9:00~
〇料金 700円(茶菓付)
〇アクセス 京都駅から京都市営バス50, 101号系統「北野天満宮前」下車。
四条河原町から京都市営バス51号系統「北野天満宮前」下車。
京阪三条から京都市営バス10号系統「北野天満宮前」下車。
〇駐車場 無料 9:00~17:00(毎月25日は縁日のため駐車できません。)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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