おいしいもの大国マレーシア~その 2「スチーム・ボート」

公開日 : 2019年08月20日
最終更新 :
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クアラルンプール 2特派員かりわめぐみです。マレーシアの魅力は豊富な食文化です   

マレーシアの「スチーム・ボート」のご紹介をします。

スチーム・ボートとは

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平たく言えば、中華風の鍋です。沸騰したスープで肉、魚、野菜をボイルして食べます。一般的には「ホット・ポット(火鍋)」として知られていますが、マレーシアとシンガポールでは「スチームボート(Steamboat)」と呼ばれています。南国で食べる鍋。なんとも不思議ですよね。

マレーシアの辞典によると、スチーム・ボートの起源はモンゴルの羊肉料理といわれています。現在では、東アジア全域でさまざまな形で食べられています。是非マレーシアのスチームボートでは「羊肉」を食べてみてくださいね。

食べ方

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店によってバリエーションが変わります。主な食材は、肉、魚、野菜、麺、卵、きのこ、豆腐です。各テーブルにコンロがあり、自ら食材を調理します。小さな器に鍋のスープを移して好きな調味料で食べます。

豆知識

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・肉が薄くスライスされているのは、調理時間を短くするため。貴重な燃料の節約する智恵です。

・ポットの丸い形は家族の団結を象徴しています。

・中央を太極の「陰陽」に見立てて仕切った鴛鴦火鍋(ユアンヤンフオグオ)。「鴛鴦」とはオシドリのことで、鍋を2つに仕切り仲睦まじい様を表します。スープの素はそれぞれ選ぶことができます。

・「重慶火鍋」「四川火鍋」など、土地で発祥が明記されるものもあります。

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