ラマダンバザール初体験!~衣料雑貨編

公開日 : 2019年06月03日
最終更新 :

こんにちは、クアラルンプール2特派員のかりわめぐみです。イスラム教の国マレーシアでは宗教的慣習「ラマダン」、そしてラマダン明けのお祝い「ハリラヤ」の期間中です。

「ラマダン」とはイスラム教の慣習です。この時期、ムスリムたちは夜明けから日没まで断食をします。断食のほかにも禁煙、性的行為の禁止、罪深い言論や行動をやめるなどの制約があります。自制心を鍛え、貧しい人の気持ちを知り、献身高めて、心を清らかにすることがラマダンの目的です。

そしてラマダンの後、「ハリラヤ・プアサ」というお祝いをします。これは新年を祝うことと思われがちですが、実はラマダン月の終わりを祝う日なのです。今回は、ラマダン期間中に訪れた「ラマダンバザール」をご紹介します。

主要道路を封鎖!

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マレーシア人のアーリーに連れられて、初のラマダンバザール体験をしてきました。訪れた場所は、ムルデカ広場やスルタン・アブドゥル・サマド・ビルに面する「ジャラン・ラジャ(Jalan Raja)」。普段は交通量の多い主要道路を封鎖してバザールを開きます。この時期、夕方以降はジャラン・ラジャが数キロ使用できなくなるので、迂回路は大渋滞です。

格安衣料品を買おう!

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ラマダンバザールでは、マレーシアの伝統的な衣類が安く手に入ります。バティック柄のメンズシャツはお土産にピッタリ。日常的に着用している日本人の方もたくさん見かけます。お土産屋さんで購入すると割高なので、ぜひラマダンバザールで選んでみてください。

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女性用の衣類も安い物から高級品までそろっているのがラマダンバザール。マレーシアのお年玉袋や、おもちゃ、雑貨も豊富です。

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RM10(現在、259円)のサングラスもよりどりみどり。

ラマダンバザーにはまだまだ観光客が少ないようで、店員が押し売りをする気配がありません。チャイナタウンやセントラルマーケットで買い物をしたことがある方はご承知でしょうが、観光地ではお土産セールスが引っ切り無し。静かに買い物をしたい私にとっては、このバザールのような自由に買い物ができる空間が居心地よく感じます。

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バザールの外では、楽器を演奏するアーティストがいました。ラマダンはとても厳しいものだとばかり思っていましたが、楽しく買い物をする人々をみて、今までの印象が変わりました。ラマダンバザールは日本で例えるなら毎日が縁日。お祭り大好きな私にはとても魅力的でした。

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