クアラルンプールはラテ・アートの激戦区

公開日 : 2019年05月31日
最終更新 :

こんにちは。クアラルンプール2特派員のかりわめぐみです。今回は、クアラルンプールのコーヒー事情についてお話しします。

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クアラルンプールにはたくさんのカフェがあります。観光地には、歴史的な建築のオシャレなカフェや、地元に密着したローカルなカフェなどがあります。古き良き雰囲気の中で飲む珈琲は、日本で飲む珈琲とは一味違いますね。しかし、ここクアラルンプールのコーヒーは歴史深いだけではありません。実は、最新ラテ・アートの激戦区でもあるんです。

クアラルンプールでは、珈琲アカデミー主催の国内大会や、コーヒー協会主催のKL最大規模の大会など、大小さまざまなラテ・アートコンテストが開催されています。

大会では、自己PR、機材の使い方や、珈琲の淹れ方、見本に忠実なアートが描かれているがが審査対象となります。

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スクールに通っているバリスタも居れば、バリスタの働いている店が全面的にコンテストへ向けてのバックアップしていることもあります。

トップバリスタのいるカフェ

スリペタリン「103 Coffee Workshop」

2018年にブラジルで開催された世界ラテアート選手権でチャンピオンを獲得したIrvine Quek SL 氏の所属するカフェ。他にも数名の実績あるバリスタが所属しています。

バンサー・ショッピング・センター「Page 2 Cafe」

こちらはラテアートではないですが、2018年にスイスで開催されたワールド・ブリュワーズ・カップで1位に入賞したRegine Wai氏のカフェです。国内外で数々の実績を残しています。

他にも、スリダマンサラ「Beam Specialty」カフェ、スバンジャヤ「Oh Scooter Cafe」には国内コンテストのトップ3バリスタが所属。アップタウン「 One Half Coffee」のオーナー Koay Zi Zheng 氏は国際大会の実績を持ちます。

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バリスタには得意なジャンルが存在するので、カウンターでドリンクを注文する際に味の好みを細かく聞かれることがあります。自分の趣味に合う一杯を提供してくれるのも醍醐味です。

淹れ方も、シンプルな「ハンドドリップ」から、美しい「ラテ・アート」、珈琲のカクテル「シグネイチャーコーヒー」、ドラフトビールのような泡立ちの「ナイトロ・コールド・ブリュー・コーヒー」など、マレーシアでは日本顔負けの最新珈琲文化があります。

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クランバレー周辺の実績のあるバリスタたちが所属する珈琲店で、プロの味を気軽に楽しんでみてはいかがでしょう。

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