屋台のさとうきびジュースで水分補給
クアラルンプールの観光スポットは公共交通機関を利用して訪れることができる場所も多いため、"KL町歩き"にはまる人も多いと聞きます。
観光エリアを訪れる無料・有料のウォーキングツアー(催行は主に朝や日没後が多いようです)も数多く実施されています。
その時にガイドさんから再三言われるのが水分補給!
つい夢中になってしまい水分補給を忘れがちになりますが、熱帯の国だけあってマレーシアの日中は想像以上に暑くなります。
もちろんコンビニやスーパーも至るところにあるのですが、町中でも郊外でも目につくのはドリンクストール(屋台)です。
正直なところ、お世辞にもきれいとはいえない気がして、私もマレーシアに移住したことは少し抵抗がありました...。しかも売っているドリンクは常温だったりします。
実はこの常温というのは意味があって、ドリンクによっては体を冷やしてしまうので常温で摂取することが体のためによいという考え方があるのだそうです。
屋台で売られているのは、ジュース(果汁100%以外でもジュースと表記されていることも)、ココナッツジュース、、豆乳、テ(teh/紅茶)などさまざまな種類があります。
私が最近よく飲むのは砂糖きびジュース。
砂糖きびの皮を剥いて、圧搾機に入れて搾ったものです。
最初見た時は、「砂糖の原料を搾ったジュースなんて、甘く飲めるのかな」と思いました。
しかし、砂糖にするのとは工程が違うのでそこまで甘くありません。
例えるなら、喉をほんのり覆うような甘さとちょっと砂糖きびの青みが感じられる味ではないでしょうか。
このような感じで1杯/RM2(約54円)です。ここは作り置き。
すでに作り置きを提供してくれるところもあれば、その場で搾ってくれるところもあります。
こちらのお店では氷を入れるどうかを聞かれました。
暑かったので氷ありを頼みました。
これが圧搾機です。こちらに皮を剥いた砂糖きびを入れてジュースにします。
常温の方がよいのでしょうが、暑かったのでひんやりとしてほんのり甘いジュースは体にしみます...。
ココナッツジュースもそうですが、この砂糖きびジュースも水分補給だけではなく、暑いところではミネラルなどの補給ができるので体にもよいといわれているそうです。
「地のもの」がよいといわれるのは理由があるのだなと、改めて思います。
でも...衛生面などで気になるようでしたら、ローカルレストランなどでもメニューにあるところも多いのでそちらでも飲むことができます。
(撮影by逗子マリナ)
※撮影許可をいただいて撮影しています
※写真の無断転載禁止
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。