自家製アイスクリームを食べるならベントンへ
クアラルンプールから車で1時間ほどの場所に位置するパハン州ベントン(Bentong)。
ラウブ(Raub)をはじめとしたドリアンの産地に近いことで知られ、収穫シーズンになると荷台に山のようにドリアンを積んだ軽トラックが往来しているのを見かけます。
近隣にはゲンティン・ハイランドやフランスのコロマー地方をイメージしたリゾート、コロマー・トロピカル(Colmer Toropicale)があるベルジャヤ・ヒルズ(Berjaya Hills)がある、のんびりとした町です。
余談ですが、こちらは2016年はコロマー・トロピカル(Colmer Toropicale)の写真です。このような光景が見られます。日本風の庭園やふれあいミニ動物園などがあるレジャー施設です。
ベントンの町は長距離バスの発着所を中心とした小さなエリアです。
このエリアに自家製アイスクリームが人気のショップが何軒かあります。
今回はそのなかの1軒を紹介します。
マレーシアの冷たいデザートというとマレーシア風のかき氷アイスカチャン(Ice Kacang)です。ベントンのアイスクリームショップでもメニューあるので、アイスクリームをトッピングしてもよいのですが、単品やバナナスプリットなどにして食べることもできます。
ベントンバスターミナルから徒歩で3分ほどのところにあるケダイ・アイスクリム(Kedai Ais Krim)。
日本語に訳すと「アイスクリーム店」と、とてもシンプルかつわかりやすい店名です。
アイスクリームご紹介する前に、まず店内に注目。
実はこちらの店内、日本でも昭和レトロが注目されていますが、そのマレーシア版のような雰囲気でローカルのSNSでも人気となっています。
セットでも作り込んだわけでもない店内風景です。
オーナーの方に話を伺ったところ、お店はベントンで3代続いていて、アイスクリームはすべてホームメイドなのだそう。
ただしドリアン(味のアイスクリーム)はシーズンではないので今は提供していないとのことでした。
値段は1スクープなんとRM1(約25円)。こちらは3スクープでRM3(約75円)です。
写真はピンク=ヤムイモ、白=バニラ、茶色=チョコレートです。
またほかにもマレーシアらしいカヤ、ココナッツ、パンダンなどのフレーバーもあります。
全てのフレーバーに共通しているのですが、味はさっぱりとして淡白で、甘さが控えめです。
コクのある重たいアイスクリームというよりも、"小腹が減ったら1日に何度も食べられそう"な味わいが特徴。
ベントンにはこのように自家製アイスで人気のお店が他にもあります。
機会があったらぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。
■ケダイ・アイスクリム(Kedai Ais Krim)
住所: 6, Jalan Loke Yew, 28700 Bentong, Pahang
営業時間: 月~土曜日7:00~17:00、日曜日11:00~17:00
(撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止
※撮影許諾を受けて店内撮影をしています
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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