2021年チャイニーズニューイヤーのクアラルンプールの風景

公開日 : 2021年02月03日
最終更新 :

現在マレーシアは2021年1月13日からほぼ全土でロックダウン(「行動制限令(MCO=Movement Control Order)」)となっています。

2月4日までの予定でしたが、2日にアナウンスがあり18日まで延長されることが決まりました。

昨年の3月18日に初めてマレーシア全土が一斉にロックダウンされたときよりも移動は10kmまでと規制は緩い部分がある反面、州をまたぐ移動の禁止、外食の禁止などロックダウンの厳しさがあります。

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クアラルンプールの中心部ブキッビンタン(Bukit Bintang)にあるショッピングセンターといえばパビリオンKL(Pavilion KL)。

季節のイベントのたびにSNSで映える話題性のあるディスプレイで知られています。

ここでも年明け早々にチャイニーズ・ニュー・イヤーのデコレーションの準備が進んでいました。

※残念ながら今年はロックダウンとなってしました。

今回のテーマは「Blessings of Prosperity」。商売繁盛などの願いが込められています。

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エントランスには門が作られ、チャイニーズニューイヤーらしさを感じられる赤い提灯がぶら下げられています。

中に入ると赤一色! 映えますね。

多民族国家のマレーシアのよいところは、このような異文化、異教の祝い事でも、皆楽しみにしているように見えるとこではないでしょうか。

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見どころはマレーシア最大の金色の牛(雄牛)! イベントスペースのセンターコートの中央に据えられ、その高さは約4.5mと存在感を示します。

新型コロナ肺炎を蹴散らし、マレーシアに繁栄をもたらして欲しいという願いが込められているようです。

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金色の牛の裏側には新年を祝う料理が展示されていました。これらは開運につながる素材が使われています。

食品サンプルなのですが、箸などもディスプレイされていて新年の風景が想像できるようです。

新年の祝いに欠かせないドラゴンダンスの披露などは今年は中止となっています。

例年ならアクロバティックな高低差があるポールの上を自在に動き、まるで本当に生きているかのようなすばらしい演技で見ている者を魅了します。

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残念ながら今年はその勇姿を見ることはできませんが、早く手に汗にぎるドラゴンダンスを見ることができる日がくるとよいと心から願います。

【データ】

■パビリオンKL(Pavilion KL)

・住所: 168 Jalan Bukit Bintang, Pavilion KL , 6th Floor, Kuala Lumpur 55100, KL

・Tel: +6 03 2118 8833

・営業時間: 10:00~22:00

(撮影by逗子マリナ)

※写真の無断転載禁止

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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