マレーシア全土で映画館の再開とクアラルンプールの今
ロックダウンから経済や社会活動の回復期とされている現在のマレーシア。
感染拡大防止のための衛生管理などを定めた標準運用手順(SOP)を遵守することにより国内旅行やレストランでの飲食が可能となりました。
ただし娯楽に関しては、現在もプール、テーマパーク、ナイトクラブやバーなどの営業はいまだに許可されていません。
その中で2020年7月1日(水)から映画館、劇場、ライブパフォーマンスなどが再開されそうです。
特に暑いマレーシアでは涼しくて快適な環境で老若男女が楽しめる映画鑑賞は定番のレジャーとなっています。
新作映画が日本円にして約400〜500円ほどで見られ、大きなショッピングモールには最新設備の整ったシネコンが併設されています。
今回の決定を喜ぶ人も多いのですが、やはり気になるのはソーシャルディスタンス。
ただし250人までの人数制限があり、規模の小さい映画館ではさらにそれ以下の人数となるようです。
ただし「完全にコロナウイルスの発生がなくなるまで行くのが怖い」とクラスターの発生を懸念する人もいるようです。
またマレーシアのコンドミニアム(日本でいうマンション)にはホテルのようなプライベートプールが標準設備としてついていることが多いのですが、こちらも7月1日から再開されることとなりました。
どちらも過密な状況を避け、感染拡大を防ぎながらですが、ウイルスと共存しつつ少しずつ元の世界に戻りつつあるようです。
週末になると一部のレストランや商業施設などにはたくさん人が戻ってきつつあるようです。
その反面、閉店してしまった店が多い場所も多く以前と町の様子は変わってしまっている部分もあります。
また訪れる場所もオープンエアのショッピングモールなどが安心だというマレーシア人もいます。
私の知人はショッピングモールよりもショップロット(マレーシアの商店街)で買い物をすることが多くなったと話してしました。
先週もお伝えしましたが、マレーシアが渡航制限の解除を希望する国のひとつに日本も含まれています。
現在は有効なビザを持つ外国人しか入国ができず、それにともない検査や手順などもありますが、少しずつ緩和されてきているのを感じます。
(写真撮影by逗子マリナ)
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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