マレーシアの家庭常備のハーブ茶といえばホーヤンホー
マレーシアで体調をくずした時などに飲むドリンクといえば、ワンハンドレッド・プラス(100plus)が有名です。
日本でもおなじみの経口補水液を炭酸で割ったような味わいは、だるかったり熱っぽい時にオススメです。
ただし体調が悪い時に冷たいものはよくないという考えもあるようです。
例えば中華系マレーシア人がまず飲むのはハーブティー。
中でもホーヤンホー(Ho Yan Hor/何人可)は定番ともいえ、薬局(Pharmacy)だけではなくスーパーのお茶コーナーに置いてあることも。
ホーヤンホーは3種類あります。それぞれの箱の色で用途が違うとされています。
青い箱のナイト・ティー(Night Tea)は、夜寝る前のリラックス。
黄色の箱のゴールド・ティー(Gold Tea)は、暑かった日のクールダウン。
緑の箱のオリジナル・ハーバル・ティー(Original Herbal Tea)は、風邪かな?と思った時などに。
味の特徴は亀ゼリーなどでおなじみの漢方っぽい苦味と甘みが合わさったような印象。
人にもよりますが鼻にくる強い匂いではなく、軽く薬草の香りがするといった程度です。
公式サイトによると、創業は1941年。
中国本土からマレーシアに移り住んだ華僑の薬剤師が20種類以上ものハーブを調合して誕生したとのことです。
薬草の配合と種類がそれぞれ違うのだとか。
この3種類の中で私がよく飲むのは、ナイト・ティーとオリジナル・ハーバル・ティー。
効果を期待している、というよりも基本はお茶(ハーブティー)なので気兼ねなく飲めるというのが主な理由です。
どの箱も10包入りでRM15(約410円)ほど。値段も手頃なので、クアラルンプールに来てちょっと体調を崩したかな?という時に試してみてはいかがでしょうか。
プチプラなので、おみやげにしてもよさそうですね。
ホーヤンホー(Ho Yan Hor/何人可)
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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