世界遺産の街を空から見下ろすマラッカタワー

公開日 : 2018年08月22日
最終更新 :

2008年にペナン島ジョージタウンとともに世界遺産に登録されたマラッカ。

その歴史からイギリス、オランダ、マレー王国の文化が合わさり、独特の文化が築かれておりエキゾチックな雰囲気をたたえた魅力的な街です。

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見所はたくさんありますが、今回オススメするのは俯瞰で見るマラッカの街。

マラッカの市内にもコンドミニアムやホテルといった高層建築が増えてきましたが、まだまだ高いビルなどは多くはありません。

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マラッカタワー(Menara Taming Sari)は、高さ110mタワー。

円形の展望台が上昇してから降りてくるまで約7分、全て外側を向いた座席がタワーを中心に回転するため、マラッカの街並みを360度のパノラマビューで楽しむことができます。

チケット売り場や土産物売り場など観光地の観覧タワーといった風情が漂い、レトロ感がいい味だしています。

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マレーシアでは、観光施設で搭乗する前にペットボトルの水をくれたりすることが多いようです。

以前にマラッカ川のリバークルーズ船に乗った際には、ビスケットとペットボトルの水が入った袋をもらいました。

今回のマラッカタワーでもオリジナルの水をもらいました。

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出発時刻というのはないようで、人が集まってきたらという、どとこなくゆるい感じ。

待っている間はエアコンも効いているので快適です。

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やがてドアがしまり、いきなり回転しながら上昇していきます。

思ったよりも早いのですが、揺れたりせず安定した感じで一気に上まで行く感じです。

頂上までくるとそのまましばらく360度回転しています。

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やや曇っていましたが、眼下にはマラッカの観光スポットが点在しているのがはっきりとわかります。

マラッカ海峡(Straits of Melaka)、水上モスク(Melaka Straits Mosque)、ザビエル像で有名なセントポールの丘(St. Paul's Hill & Church)などをゆっくりと眺めることができます。

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俯瞰の視点からマラッカの街をじっくりと眺めると、熱帯らしく緑の色が鮮やかなことに気づきました。

高いところはちょっと苦手だったのですが、逆にここまでガラス張りだとミニチュアのようにも見えて楽めます。

天気がよい日は、マラッカ海峡に沈む夕日が見えるとのことでした。

【データ】

施設名:マラッカタワー(Menara Taming Sari)

住所:Jalan Merdeka Banda Hilir, 75000 Melaka, Malaysia

Tel:06-2881100

営業時間:10:00-23:00

休み:無休

料金:大人RM21.8(約590円)、子どもRM14.2(約384円)※12歳以下

マレーシア国民と外国人では料金が違うので注意。記載したのは外国人料金です。 

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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