2018年のクアラルンプールのチャイニーズニューイヤー
中華系マレーシア人にとって1年の最大のイベントともいえる旧正月がやってきました。
この時期になると、街中は赤を基調にした飾りつけでお祭りムード一色になります。
クアラルンプールにあるチャイナ・タウン(China Town)。
現在はどちらかというと露店が多く並ぶ佇まいとなってはいます。
それでもチャイニーズニューイヤーを控え、生花店や菓子店をはじめ
旧正月に欠かせないアイテムなどを買い求める人で賑わっています。
竹の寄せ植えは、中華系のお正月飾りの定番。
値札を見るとRM228(約6,270円)。縁起物とはいえかなりの値段ですね。
おそらくお店などに飾るのではないかと思います。
商店街の入り口ではドリアンが!
というか、匂いですぐわかりますが、これもこの時期に食す人気の食べ物。
中華系マレーシア人はとにかくドリアンが好きで、屋台のはしごをしたりするそうです。
ところで注意ですが、ドリアンは絶対にビールと一緒に食べてはいけないそうです。
なんでもお腹の中で爆発してしまうとか(中華系友人談)
ブキッ・ビンタン(Bukit bintang)のパビリオンKL(Pavilion KL)モール。
何度か紹介しましたが、季節のイベントのたびに趣向を凝らしたアイデアの装飾で知られています。
年末のクリスマス仕様とはうってかわって、こちらもすっかりチャイニーズニューイヤーに。
天井からは花びらが降ってくるかのように見え、別名「春節」と呼ばれるイメージにぴったり。
レストラン街では、縁起物とされる桃のオブジェの前で
お正月ソングを生演奏していました。
なぜかすごい盛り上がっていて、特に琴の男性は、弾きながら記念撮影に応じていました。
見ている人も一緒に口ずさんだり、踊ったり。こういった風景もマレーシアらしさの一つです。
マレーシアではレストランやお店は年中無休で夜遅くまで開いていることが多いのですが
チャイニーズニューイヤーはちょっと事情が違います。
よく働く中華系マレーの人々も、さすがにお休みすることも多いようです。
そのため中華系のお店が短縮営業になったり、レストランが閉まっていたりすることもあります。
爆竹と花火が鳴り響いて止まない賑やかなマレーシアのチャイニーズニューイヤー。
これもまた南国マレーシアの見どころの一つだと思います。
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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