クアラルンプールの語源とマスジッドジャメのボードウォーク周辺散策
クアラルンプールにある多くの観光スポットの中でも、歴史的建造物の一つとして特に有名なのがマスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)
1909年に建てられ、市内最古のモスクとも言われています。
すぐ裏手にはLRTのマスジッド・ジャメ駅。ホームから改札へむかう階段の途中から、悠然としたその姿をのぞむことができます。
ちなみにここからの風景は、俯瞰でモスクを眺められる撮影ポイントとなっています。
駅を出ると見える川はゴンパック(Gombak)川とクラン(Klan)川。実はここがクアラルンプール(Kuala Lumpur)の地名の由来であり、「泥の川の合流」といったような意味なのだそうです。
この一帯は整備が進み、駅から川沿いにボードウォーク(Board walk)がつくられ、今では散策にぴったりのエリア。
途中にはマスジッド・ジャメを撮影できるスポットがいくつか点在していて、とても歩きやすくなっています。
マスジッド・ジャメ駅からボードウォークを進むと、ちょっとした広場があります。ここからはマスジッド・ジャメとクアラルンプールの語源となった合流部分を真正面から見ることができます。
マスジッド・ジャメを背に後ろを振り返ると左手側にターコイズブルーの壁が印象的なセントラル・マーケット(Central Market)。おみやげのまとめ買いで人気です。徒歩約5−7分ほど。
右側に沿って歩いて行くと、マレーシアの歴史地区に。別名「独立広場」とも呼ばれるムルデカ広場(英:Merdeka Square、マレー: Dataran Merdeka)、旧連邦事務局として知られるスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(Sultan Abdul Samad Building)など見どころがたくさん。
クアラルンプール シティギャラリー(Kuala Lumpur City Gallery)前の人気スポットとして知られるアイ・ラブ・KL(I Love KL)のモニュメント。いつもたくさんの人が並んで記念撮影をしています。
ショップロット(商店街)にはひさしがあって日射しがしのげるクアラルンプール観光。それでも日中の暑さはかなりのもの。観光スポットが比較的密集しているエリアなので、ついつい街歩きに集中してしまいます。でも水分補給を兼ねた休みを挟みながらゆっくりと見て回ることをおすすめします。
マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)駅
アクセス:KLセントラル(KL Sentral)駅からクラナ・ジャヤ(Kelana Jaya)線でゴンパック(Gombak)方面行きに乗車して2駅。他アンパン(Ampang) 線、スリ・ペタリン(Sri Petaling)線など乗り換え駅となっている。
【データ】
施設名:マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)
住所:Jalan Tun Perak, City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
Tel:03-2691 2829
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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