クアラルンプールの中華街周辺の観光スポット③1920年に建てられたカフェと陳氏書院

公開日 : 2017年10月18日
最終更新 :

クアラルンプールの中華街(Chinatown)周辺の観光スポット紹介シリーズの3回目はちょっと外れたところにある隠れ(?)有名スポットをご紹介します。

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クアラルンプールの中華街周辺の観光スポット②スリ・マハ・マリアマン寺院

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スリ・マハ・マリアマン寺院の入口を出て、右手に進むと中華街(China town)というよりも地元の商店街といった雰囲気が濃くなってきます。コンビニなどの合間にスマホやカメラの修理屋があったりと、情緒があります。

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周辺は歴史ある建物が現存しているヘリテージエリア。

その中でもぜひ立ち寄ってみたいのが1920年に建てられたオールド・チャイナ・ティー・ハウス(Old China Tea House)です。

もともとはクアラルンプールとその近郊の洗濯屋協会の建物でした。現在ではニョニャ料理(マレーシアチャイニーズの伝統料理)を中心としたレストランやギャラリーとして、当時のそのままの部分を残しながら営業しています。

この日は残念ながら貸切だったため、外観のみのご紹介となります。

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オールド・チャイナ・ティー・ハウスだけではなく、この界隈には、同じように1900年代の建物が一部保存されたレストラン(カフェ)が今まだ現役。

ノスタルジックな当時の雰囲気の中、高層ビル立ち並ぶクアラルンプールとは違う面を味わっていただけると思います。

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オールド・チャイナ・ティー・ハウスから徒歩5分にあるのが陳氏書院(Chan She Shu Yuen Clan Ancestral Hall)です。華僑である陳一族を祀った霊廟(れいびょう)です。※こちらも2017年10月現在リノベーション中です

彫刻などの装飾などが大変美しく、中国広東州から渡ってきた裕福な華僑の勢いを感じさせます。

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一族の廟なのですが一般公開もしているので、ぜひ足をのばして中を見る価値があります。

中華街の中心ペタリン・ストリート(Petaling street)は、人々の往来や商売人の呼び込みなど活気があり常に賑わっています。

路地には人々の生活感に満ちたアジアンな世界が広がっています。

この対比のおもしろさもクアラルンプールの魅力です。

【データ】

店名:オールド・チャイナ・ティー・ハウス(Old China Tea House)

住所:11, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur,

Tel:+60 3-2072 5915

URL:http://www.oldchina.com.my/index.html

営業時間:11:00-23:00

施設名:陳氏書院(Chan She Shu Yuen Clan Ancestral Hall)

住所:172, Jalan Petaling, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

Tel:+60 3-2078 1461

拝観可能時間:8:00-18:00

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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