クアラルンプールで食べる日本のとんかつ専門店「まめとん」

公開日 : 2017年04月05日
最終更新 :
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民族の多様性は文化や食にも通じます。

マレーシアの国教はイスラム教。

食べるものなどはハラル(ゆるされたもの)とノンハラル(ゆるされていないもの)に厳密に分けられています。

多民族国家らしく食の住み分けもできていいて、それぞれに食文化が異なっているのも特徴。

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そんなマレーシアで中華系のローカルを中心に人気のレストランが、日本式のとんかつ専門店「まめとん(ma maison)」。仏語で「私の店、家」を意味するma maison(まめぞん)と書いてまめとん。ちょっと粋な屋号が目に飛び込みます。

2013年にオープンし、現在ではクアラルンプール市内に3店舗。在マレーシア邦人の間では「日本のとんかつ」が食べられることで有名です。

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壁に描かれた日本語のお品書き。中華系マレーの知人は「読めないけど日本語で書いてあるから、ここは日本のお店だとわかるわね」。そう、日本人も多く通うのですが、ローカルにも実は大人気。

クアラルンプールにさまざまな日本食が浸透していると思わされます。

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各テーブルには<甘口><辛口>のとんかつソース、付け合わせ用のキャベツの千切りなどにも使えるごまドレッシング、たまりじょうゆ、塩なども備えてあります。

単品でも頼めますが、値段の差があまりないので多くの人は定食にしています。

定食はメインのとんかつとキャベツの千切り、ごはん、豚汁、漬物。ご飯は白飯か十穀米か選べます。

また、日本のようにご飯、キャベツ、豚汁はお代わりできます。

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定番ともいえるヒレカツ定食はRM28.9(約730円)、ロースカツ定食はRM26.9(約680円)。

ロースはジューシーで脂身にもうまみがあり、ヒレは上品ながらもしっとりと食べやすく、これぞ日本のとんかつ。なつかしさとおいしさで頬がゆるむ瞬間ですね。

他にもエビフライ、カキフライ、ミルフィーユとんかつなどなど、とんかつ好きなら絶対に食べてみたいメニューがたくさん!

週末のディナーの場合、待たなければならないこともあるほどの人気です。

比較的ユルめのサービスが多いマレーシアですが、まめとんはスタッフもきびきびとしており、お茶やお水のお代わりも各テーブルを回ってくれたりと、サービスも日本っぽい感じがします。

期間限定でとんこつラーメンや、店舗によっては一定の金額以上の食事をするとドリンク1杯プレゼントなどのキャンペーンもやっています。

出かける前に公式サイトでチェックしてみてくださいね。

【データ】

店名:まめとん(ma maison)

住所:パブリカ店(Publika, KL)

Lot 56 & 57, Level UG, Publika, Solaris Dutamas, Jalan Dutamas 1, 50480 Kuala Lumpur, Malaysia.

Tel:+603 6211 9399

※他にも伊勢丹ワンウタマ店、メインプレイス店と2店舗あり。営業時間、定休日などは異なります。

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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