常夏のマレーシアにあるマイナス6度の真冬のアトラクション

公開日 : 2016年11月09日
最終更新 :
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1年中夏のマレーシア。

毎月カレンダーをめくれど、季節の移り変わりはなく時間が変化する感覚もなくなります。

そう11月がきても、安定の夏なのです。

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しかしマレーシア国内の高原地帯は意外にも、常春か常秋の気候が一年中続いている場所があります。

首都クアラルンプールからバスや車で1時間半ほどのゲンティン・ハイランド(Genting Highland)は、日中の最高気温が25℃を超えず、最低気温も20℃前後です。

熱帯育ちのマレーシア人も、暑いのは慣れてはいますがたまには涼しい(彼らにとっては寒い!)を感じたいせいか、手軽で人気のスポットとなっています。

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カジノとインドア、アウトドアのテーマパークで老若男女楽しめます。そしてなんと部屋数世界一のホテルもあります。

アウトドアパークの方は、20世紀フォック・ススタジオ・テーマーパーク(20th Century Fox World Genting)開業に向けて大幅リノベーション中なので、インドア・テーマパーク (First World Indoor Theme Park)を楽しむことになります。

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いろいろなアトラクションがある中で、人気があるのがスノー・ワールド(Snow World)です。

雪が舞う冬を再現したゾーンで、ダウン、手袋、帽子、ブーツなど雪遊びを格好で中に入り、マイナス6℃の世界を楽しむのです。

日本人の感覚からすると、ちょっとピンとこないのですが、大人も子どももものすごいハイテンション。

しかも時間帯ごとのセッション制となっていて、土日ともなると1時間待ちはあたりまえという盛況ぶりです。

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降雪機で雪も降ってきますし、子ども向けにそり遊び、ヨーロッパの風の街並みもあります。

外からはガラス越しに冬を堪能している姿が見えます。

特に小さい子どもは不思議そうにしていたり、気温の変化に泣き出したり新鮮に反応しています。

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この日のゲンティン・ハイランドの最高気温は20℃ほどでクアラルンプールから登ってくると、長袖が必要なほど。

でもなぜかマレーシアの人たちは、その寒さにも嬉しそうにしていました。

これからクリスマスに向けて、ますます人気のスポットになるのだそうです。

【データ】

ゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)スノー・ワールド(Snow World)

※インドア・テーマパーク (First World Indoor Theme Park)内

住所:First World Hotel、69000 Genting Highlands, Pahang

Tel:+60 3-2718 1118

営業時間:10:30-22:30(月-金)、9:30-23:30(土曜、祝日前夜)、9:30-22:30(日曜)

URL:http://www.rwgenting.com/themepark/attraction/snow-world/operation-hours/

※祝日やマレーシアの学校が休みの期間は変更あり

※時間帯予約制度(セッション制)で1セッションは40分

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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