現存12天守の一つ、南海の名城「高知城」を散策!その一

公開日 : 2017年11月09日
最終更新 :

こんにちは。高知特派員のいっちゃんです。

今回は「高知城」をご紹介したいと思います。お城好きな方は必見です!(笑)長くなるので何回かに分けてご紹介していきますね。

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高知城の写真で多いのがこのアングルでの写真。追手門と天守閣がこの様に一枚に収まる写真を撮る事が出来るのは全国でも数少ないとの事。多くの方がここで写真を撮影されているのを見かけます。

高知城は、高知市丸の内にある平山城(ひらやまじょう)。土佐藩初代藩主である山内一豊が慶長6年(1601年)に築城を開始。慶長8年(1603年)に本丸や二の丸が完成し、山内一豊が入城しました。慶長16年(1611年)に三の丸が完成。この時点で城郭がほぼ全て完成となりました。

享保12年(1727年)の城下町の大火により、追手門以外のほぼ全ての建物を焼失。享保14年(1729)から8代目藩主である山内豊敷(とよのぶ)が再建を開始。寛延2年(1749年)に天守が完成。現在の天守はこの時のものです。宝暦3年(1753年)に三の丸が完成し、25年の歳月を経て全ての建物が完成する事になりました。その後、大きな修復もなく明治維新を迎える事になります。

明治6年(1873年)に、廃城令により天守周辺の建造物と追手門以外の建造物を解体。翌年から高知公園として一般に開放されました。天守や本丸御殿が完全な形で残る唯一の城で、15棟の建造物が国の重要文化財に指定されています。

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城内への入口は数カ所ありますが、やはり追手門から天守へ向かうのが良いかと思います。

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主要な建築物などにはこの様に案内板が設置されています。現在の追手門は1664年に再建されたものとの事。今残っている建築物の中では一番古い建築物になるのかな?高知城の表門として堂々とした構えになっています。

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追手門を抜けるとまずは広場が広がっています。広場にはトイレや観光案内所、コインロッカー等があります。

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石段の上り口には板垣退助像が建っています。

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いよいよ天守へ向けて石段を上がって行きます!上り口では無料で杖を借りる事も出来るので、足腰に不安のある方は積極的に使いましょう!

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石段を上り始めてすぐの場所に、高知城ならではの遺構があります。

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この「石樋(いしどい)」は他の城郭には見られない珍しい設備との事で、雨の多い土佐ならではのもの。高知城では16ヶ所の石樋が確認されているそうですが、一番下にあるこの石樋が一番大きいものだそうです。お見逃しのない様に!(笑)

そして石段を上がって行くと、杉の段に出ます。

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この立派な石垣は三の丸の石垣。かなりの迫力です。

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杉の段には、内助の功の逸話で知られる山内千代(見性院)像もあるので見落とさない様にしましょう!

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杉の段からはまた石段が続きますが、あとひと踏ん張りです!天守もかなり近くなってきました。杉の段で一休みしてから上がっていくのもいいかもしれませんね。

ここから先は「その二」へ続きます!

【高知城管理事務所】

住所:高知県高知市丸の内1-2-1

TEL:088-824-5701

開館時間:高知城天守・懐徳館は9:00〜17:00 (最終入館16:30まで)※公園は時間に関係なく入場可

休館日:12月26日~翌年1月1日

高知城天守・懐徳館利用料:18歳以上420円(18歳未満無料)・団体料金あり

ホームページ:http://kochipark.jp/kochijyo/

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