岡豊城跡に櫓が出現!

公開日 : 2017年09月14日
最終更新 :
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岡豊城は、長宗我部氏の居城として築かれた山城で、13~14世紀頃に建立されたと考えられています。

その後、戦国武将として有名な長宗我部元親の代に長宗我部氏は飛躍を遂げ、念願の土佐統一を果たした後、四国統一を目前(所説あり)に羽柴秀吉に降伏。土佐一国のみを安堵され、他は没収されました。

戦国時代末期、居城を浦戸城に移した事で、長宗我部氏の拠点であった岡豊城は廃城となりました。

現在、城跡は国の史跡に指定されています。

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そんな貴重な史跡跡が残る岡豊山の最上部、本丸に当たる「詰(つめ)」に、2017年4月1日から櫓が出現しました!

櫓は二階建てになっており、二階からは眺望を楽しむ事が出来ます。

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岡豊山の周辺は、史跡や文化財が数多く残る貴重な場所。国府跡もあり、昔はここが土佐の中心だったんですね。

櫓内には案内板が設置されており、史跡などが分かりやすく記載されていました。

櫓の設置期間は2019年2月28日まで。普段は見る事の出来ない風景を是非楽しんでみてください。

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岡豊山全体が史跡になっていますので、櫓以外にも見所が沢山あります。

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個人的には、詰の西南に位置する出城跡、伝厩跡曲輪(でんうまやあとくるわ)がおすすめですが、詰からは少し距離があるのと、坂道の勾配が急な場所があるので、体力がない方は少しキツいかもしれません。

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岡豊山の一角には、高知県立歴史民俗資料館があります。

長宗我部氏の資料はもちろんの事、国史跡や岡豊城跡、古代から現代に至るまでの土佐の歴史についての貴重な資料も展示されており、かなり見応えがあります。

また、特別展や企画展も随時行われていますので、事前にチェックして見に行く事をおすすめします。

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歴史民俗資料館の前には、イケメンな長宗我部元親像が近年設置されました。よく見ると、元親像の足元には四国が!こちらもお見逃しなく!

【高知県立 歴史民俗資料館】

住所:高知県南国市岡豊町八幡1099-1

TEL:088-862-2211

開館時間:9:00〜17:00 (入館は16:30迄)

休館日:年末年始(企画展示入替時は臨時休館あり)

観覧料:常設展のみの期間・大人(18才以上)460円、団体(20人以上)360円

2017年度企画展・大人(18才以上)510円・団体(20人以上)410円

※常設展観覧料込み

※毎年5月3日は「歴民の日」として入館無料。

※高校生以下、高知県・高知市長寿手帳所持者、療育手帳・身体障害者手帳・障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者1名は無料。

ホームページ:http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~rekimin/

岡豊城跡のある岡豊山は自由に見学出来ます!

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