まったりと太陽酒造「赤石」

公開日 : 2012年09月21日
最終更新 :
筆者 : 林 秀代

先月太陽酒造の蔵元で購入したお酒を飲んでみました。

太陽酒造は明石の江井ヶ島にある小さな酒蔵で、全量を山田錦純米原酒、無濾過、無加水、無添加、酒槽絞りと昔ながらの方法で醸造しています。

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蔵の前には、「1本からお分けします。お声がけ下さい」という札があります。酒屋さんで買うよりも少し安く販売されています。こちらの蔵元では、酒造りがお休みになる春から秋にかけて毎週金曜日の夜には、とっておきのお酒と手作りのお料理で試飲会も開かれており、雰囲気のある古い蔵の中でとっておきのお酒が飲めるそうです。ぜひ一度行ってみたい!

お店の前に貼ってあった『淡麗辛口に反旗を翻す』というタイトルのチラシが商品に同封されています。

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私が買ったお酒は、「赤石」純米吟醸無濾過生原酒(赤いラベル)と、「赤石」たれくち純米吟醸生原酒。

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無濾過生原酒の方は、ほんのり甘みというか旨みが感じられ、ふくよかな香りがあります。オリが少しあり、うっすらと黄色い感じがします。たれくちの方は、もう少し旨みがつよく、迫力がある感じ。人によっては確かにロックで飲んでもいいかもしれません。

どちらもまったりとしたお酒。確かに淡麗辛口はスイスイと飲みやすいのですが、お米から作られていることは感じることはありません。しかし昔ながらの製法には、やはりお米の存在を感じられる気がします。芳醇なお酒が好きな方にはオススメです。というか、お酒好きのお酒というべきかもしれません。

どちらも飲みごたえのある美味しいお酒でした!酒本来の味を追求した醸造方法へのこだわりも、学びたいものがあります。阪神淡路大震災の後、長い間蔵の再建に取り組んでこられたそうですが、これからも毎年美味しいお酒を飲ませていただけることを期待しています。

誰か一緒に金曜の居酒屋行ってくれないかなあ。

(9月のお題"地酒")

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