九州新幹線に乗って九州へ行こう! 指宿のたまて箱
鹿児島中央からは指宿枕崎線に乗り、指宿へ行きます。
鹿児島中央から指宿へは普通列車、指宿から鹿児島中央へは、月12日に運転が始まった「指宿のたまて箱」に乗車しました。
行きに乗った普通列車は、よくある向かい合いの4人がけ固定シートです。夕方で高校生が多く乗車していました。
地元の人が乗る列車は内装にこだわってなくても、それはそれで味があります。
指宿へ向かう普通列車で、練習帰りの高校球児くんと一緒になりました。息子が「おかあさん、ちょっと暑いの」と言ったら、勉強をしていた球児くんが気をきかせてくれて、「窓を開けましょうか?」と開けてくれました。爽やかな海の香りのする風が入ってきました。
指宿といえば、砂浜で寝転がる砂湯ですね!
初体験でしたが気持よくてヤミツキになりそうです。湯気の上がる砂の上に寝ると、全身がポカポカしてきて、程良い温度と湿度に包まれてる感じ。ただし「入浴」は10分から15分程度にしておいたほうがいいそうです。それもそのはず、砂から出たら着ていた浴衣が汗でビッショリ!全身から老廃物を出したような気分でした。
帰りに乗った「指宿のたまて箱」、いったいどんな列車なんでしょう。
ボディを縦に白黒に塗り分けていますね。なんという個性的な!海側が白、山側が黒ということのようです。
子供の頃読んだ竜宮城の竜宮伝説は、指宿のお話しなのですよ、知ってました?
その竜宮伝説をモチーフにしています。
2両編成で、座席は60席ほどだけ。全席指定ですから、1ヶ月前にチケットを取ってくださいね。
カフェじゃなくて列車の中ですよ!お間違えないよう。
ソファの座席は海を向いています。イスの配置やファブリックは、リゾート気分たっぷり。ライブラリーもあり、車内で本を読むことができます。
海側の座席は一人がけの回転椅子。カウンターが付いているので、冷たい飲み物でも飲みながら海を眺めるといいですね~。
左側にあるステンドガラスの戸棚の中には玉手箱がしまってあります。
扉が開くと、玉手箱が開いたようにミストが出てくる演出もあります。
乗車時間1時間なんてもったいない!もっと乗っていたい列車でした。
これで九州新幹線の旅のレポはおしまいです。
九州の列車スゴイでしょ!
地域の特長や観光資源を生かしたこだわりの列車には驚くばかり。
どの列車でも、子どもだけでなく大人もワクワク興奮しました。
また、外から手を振ってくれた人々や、車内で初めて会った人たちと話しをしたり、ハードとソフトの両方で温かみを感じました。
デザイナーの水戸岡鋭治さんに感謝です。
神戸特派員なのに、九州の話題をしばらく書いてしまい、戸惑われた方もいるかと思います。関西と九州がぐっと近くなった九州新幹線、関西各地からどうぞ乗ってみてくださいね。また、九州の方々も関西へ遊びに来て下さい。
元気にできるところから、どんどん動きましょう。がんばろう、日本!
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