ジャマイカの日本大使館からの注意喚起

公開日 : 2010年05月24日
最終更新 :
筆者 : OKAMAI

自然が豊かで、人がおおらかで、レゲエがあって、南国で。

ここではジャマイカのいい所をとことん紹介したいサイトなのですが、

ニュースでもご存じのように今のジャマイカは ギャングの大ボスの身柄をアメリカ側に引き渡すという状況で、それを阻止しようとするいわゆる ギャング 対 警察 の争いで大荒れのようです。

今日はジャマイカにある日本大使館からのメールを添付させていただきます。

平成22年5月21日

在ジャマイカ日本国大使館

1.キングストン市下町西部地区を拠点とするクリストファー・コークの身柄を拘束して米国に同人を引き渡すべく、18日にジャマイカ当局より逮捕状が発出されました。

2.他方、被疑者に同調する同地区のギャング集団が銃砲等、石油を備蓄し、また同地区各所にバリケードを築き住民を楯にして逮捕を免れようとする不穏な動きを始めています。

3.当局側は平穏な形で被疑者本人が警察署へ出頭し、衝突を避けるよう尽力しています。

4.しかしながら、今後の進展次第では同地区への軍及び警察による強行策へと発展する可能性も排除できません。

つきましては、本件身柄拘束事案が落着するまでの間、在留邦人の皆様については、以下に留意の上、慎重に行動してください。

(1)キングストン市下町には、本件事案が落ちつくまでの当分の間、近づかない。

(2)テレビや新聞等のニュースに注意し、また、近隣の人、車等の動きに注意する。

平成22年5月23日

               在ジャマイカ日本国大使館

キングストン市とセント・アンドリュー県に国家非常事態宣言が出され、本日午後6時から適用されます。

この宣言は、1ヶ月継続されます。

この宣言の背景は、コーク引渡し事案に関し、キングストン市西下町にある警察署が攻撃を受けたことがあり、国防軍が配置されたことが理由です。

通常のビジネス活動には、支障はありませんが、市内各地で検問が強化されますので、外出の際には身分証を携行願います。

なお不要不急の外出はできるだけ避けてください。

皆様におかれましても、引き続き本件情報のフォローをお願いします。

私は今、一時帰国で日本にいます。

今ジャマイカにいる友達の安全を願いつつ、一刻も早くもとの安全(では決してないですが)な状況に戻ってほしいと祈っています。

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