ネパールの風習・カエルにお供えするネワール族(ジャナイプルニマ)

公開日 : 2021年08月26日
最終更新 :

ここ2日ほど、8月22日の「ジャナイプルニマ」というお祭り関連の話を書いていますが、今日もその続きです。

ジャナイプルニマの日、カトマンズ盆地土着のネワール族の多くは、カエルにもお供えをします。

カエルのお供え2.jpg

農作をするにあたり、カエルと田畑は切っても切れない存在。

この日のお供えは、田畑を耕すことでカエルの邪魔をしてしまうことへのお詫びだったり、豊作になるよう願う祈りだったりと、いろいろな理由があるそう。

カエルのお供え.jpg

パタンに住むネワール族のスタッフが見せてくれた今年(2021年)のお供えは、写真のような感じでした。

いんげんの葉を皿代わりに、ご飯・ロティ・クワティ・水牛肉片、ジャガイモやカボチャと里芋の茎葉のおかず、キュウリと大根が少しずつのせられています。

カエルのお供え1.jpg

小さな国だけど、民族や地域によっていろいろな興味深い風習がある、奥深いネパールです。

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筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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