ネパールの耳かき

公開日 : 2021年08月14日
最終更新 :
ネパールの耳かき.jpg

コロナ禍で一時止まっていた日本⇔ネパール間郵便。

一部再開後、日本から送ってもらったもののひとつに「耳かき」がありました。

ネパールにも耳かきはあるのですが、掻く部分が少し大きめ。軽量スプーンの小型版のような形です。

真鍮製で見た目はかわいく、キーホルダーにもつけられるように穴付きですが、掻き心地はなんとなくイマイチかな。

ところで、ネパールの人たちは、折ったほうきの穂や、マッチ棒(火薬がついていない方)、鳥の羽の付け根など、細い棒状のものなら何でも耳かき代わりに使ってしまう人も多い印象。

赤ちゃんは耳かきをせず、人肌に温めた菜種油を耳の中に垂らし、ふやけた垢が自然に排出されるのを待つだけのことも多いです(大人も同様)。

ちなみに、写真の真鍮製の耳かきは、1本10ルピー(約10円弱)。町の小さな雑貨屋さんなどで入手可能です。話のタネに一本いかがでしょう。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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