【ネパール】カトマンズ盆地内での新型コロナウイルス感染者の増加について

公開日 : 2020年08月06日
最終更新 :

20208月6日付在ネパール日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載以下===

カトマンズ盆地内での新型コロナウイルス感染者の増加について

 報道によると,本日8月6日からコロナウイルス感染者が増加している地域において,車両の通行制限が開始されました。ネパール暦の偶数・奇数によって車両の通行が制限されます。制限される地域は,カトマンズ盆地および,現在コロナウイルス感染者が200人を超える郡において適応されます。カトマンズ盆地内では7月28日以降,ほぼ連日30~60名台の新規感染者が報告されています。今後,感染者数が増加していくとさらなる規制が行われる可能性があります。

現在の状況に関し,公衆衛生の専門家は市中感染の危険性が高いこと,今までと同様の感染予防策の継続が必要であるとの注意喚起を行っています。ある専門家はカトマンズ盆地が今後,感染多発地帯となりうる可能性が高いと指摘し,その理由として,(1)人口密度が高いこと,(2)人々の移動が規制されていないこと,(3)感染予防策が守られていないことなどを挙げています。

 邦人の皆さまにおかれましては,引き続き,対人間は適切なソーシャル・ディスタンス(2m以上)を取り,3密(密閉・密集・密接)を避け,マスクの着用・手指消毒を行う,不必要に人混みの多いところに行かないなど、各自十分な感染対策を継続いただき、感染状況に関する報道等の情報をご確認くださいますよう,お願いいたします。

===転載以上===

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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