ネパールの日食事情(2020年6月21日版)

公開日 : 2020年06月21日
最終更新 :
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2020年6月21日の日食、カトマンズでも見ることができます。

占星術をもとに書かれた「パトロ」と呼ばれる暦によると、ネパールでの日食開始は午前10:50、食の最大12:38、終了14:23とのこと。

しかし、日食を不吉なものと考える人も多く観察するなんてもってのほか、日食の半日前から断食をはじめ、日食中は外出を控え、終了後お清めの儀式をする人もいるのです。

冒頭の占星術表によると、日食を見ることで何らかのご利益がある星座、よくないことが起こる星座があり、今回は、12星座中8星座は見ると「厄」とされていますが、4星座は「吉」とされています。

星座といっても、日本で使われている西洋占星術をもとにした誕生月別の星座とは異なり、生まれた場所・時間などをもとにして導き出された星座なのですが。

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さて、先日も話題にしましたが、ネパールの占星術師たちは、この日食を境にコロナ禍も一段落する、と言っていました。

しかし感染者数が毎日300人を超え、先日は1日で600人を超えた日もあるネパール。6月15日にロックダウンが一部緩和されたばかりですが、再ロックダウンのうわさもあり、ネパールにおいてはコロナ禍と日食の関係はあるのかないのか......といったところです。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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