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【ネパール】デング熱の発生状況について(9/12付追記)

カテゴリー:美容・健康・病院 投稿日:2019年9月13日

ネパールで流行っているデング熱。


9月12日付、8月21日付、在ネパール日本大使館からの安全情報を一部転載します。


===9月12日付転載===


1 9月10日,ネパール政府は,国内でのデング熱の患者発生状況を発表しました。


2 8月18日から9月10日までのデング熱の患者数について,カトマンズ市で1,170名,チトワン郡で1,128名,カスキ郡で791名,マクワンプール郡で728名と発表されており,ネパール全土での総患者数は5,095名となっております。


3 カトマンズ市内においてもデング熱の患者数が急増しており,今後も更に患者数が増加する恐れがあります。


4 在留邦人の皆様におかれましては,報道等から最新の情報を入手して頂くとともに,以下により一層の安全確保に努められるようお勧めします。


===8月21日付転載===
1 8月7日,ネパール政府は,国内でのデング熱の患者発生状況を発表しました。


2 5月13日から今までのスンサリ郡で発生したデング熱の患者総数は2,803名となっており,ダランから一番多く報告されています。カスキ郡では,シバラヤで初めてデング熱の患者が報告され,現段階で18名の患者が確認されています。マクワンプール郡では,ヘタウダで今まで38名のデング熱の患者が報告されました。いずれもデング熱で死亡した患者の報告はありません。


3 当館が得た情報では,カトマンズ市内でもデング熱の患者が報告されており,今後新たな患者が発生する恐れがあります。


4 在留邦人の皆様におかれましては,報道等から最新の情報を入手して頂くとともに,以下により安全確保に努められるようお勧めします。


5 デング熱について

(1)感染源
 デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つヤブ蚊(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカ等)に刺されることで感染します。感染は必ず蚊が媒介し,人から人への直接感染はありません。ヤブ蚊の活動時間は,夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕暮れどき)です。ただし室内にいる蚊は,夜間でも刺すことがあるので注意する必要があります。


(2)症状・治療法
 デング熱は,典型的にはウイルスを保有する蚊に刺されてから4~7日後に症状が出現します。発熱,頭痛,筋肉痛,骨関節痛,目の奥の痛みなどの症状が見られ,50%に発赤や盛り上がった皮疹,もしくは紫斑や点状出血を伴う皮疹が認められます。また,血液検査では,白血球や血小板が低下します。


通常発病後2~7日後に解熱し,解熱とともにかゆみを伴った皮疹が出現する場合もあります。デング熱患者の一部はまれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。重症化する感染者は,通常過去にデング熱ウイルス株の1つに感染し,その後別の株に感染した方といわれています。以前デング熱にかかったことのある方は特に注意が必要です。しかし,感染しても症状が出ない場合もあるので,発症後は注意深い観察が必要です。


デング熱には特効薬がなく,対処療法が中心となります。そのため,蚊に刺されないよう予防措置をとることが極めて重要です。


万が一デング熱が疑われる症状が出現した際には,早期に医療機関を受診し,適切な診断,治療を受けることをお勧めいたします。


また,デング熱感染が疑われる場合,血小板が低下するので,鎮痛解熱剤はアセトアミノフェンを使用し,通常使用されることの多いNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の使用は避けてください。


(3)予防方法

 デング熱には予防接種も予防薬もなく,蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱を媒介するネッタイシマカ,ヒトスジシマカは,古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため,都市部でも多くの患者が発生する可能性があるため,次の点に十分注意の上,感染予防に努めてください。


●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし,肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレーなどにディートが含まれる場合,6ヶ月未満のお子さんは使用禁止)を塗布する。


●室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香や殺虫剤,蚊帳(かや)等を効果的に使用する。


●規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。


●突然の高熱や頭痛,関節痛や筋肉痛,発疹等が現れた場合には,デング熱を疑って,直ちに医療機関を受診する。


●なお,蚊の繁殖を防ぐために,雨水など水のたまる可能性のあるタイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿等を屋外放置しないこと。また,植木の水受け等には,水が貯まらないよう,砂を入れるなどの対策をとってください。


===転載以上===

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春日山 紀子

ネパール・カトマンドゥ特派員の春日山 紀子が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:春日山 紀子

春日山 紀子

初ネパール入りは1996年。2000年よりカトマンドゥ在住。3年間の語学留学を経て、現在はトレッキング会社ヒマラヤンアクティビティーズを経営。日本のTV撮影手配経験も豊富。
ネパール情報満載のブログ・日々のネパール情報Twitterも発信中。メールはこちらまで。 DISQUS ID @disqus_Fnjjf1OdT4

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