ネパール南部での大雨による影響について
8月14日付、在カトマンズ日本大使館からの注意喚起を転載いたします。
===以下転載===
先週末からの大雨により、ネパール南部のチトワン郡、ジャパ郡、モラン郡、スンサリ郡を含むタライ地域で洪水、地滑り等の被害が発生し、70名以上の死者がでています。上記地域では、街が水浸しになったり、東西ハイウェイの橋が崩壊するなど居住、生活、交通に多大な影響が出ています。
ネパール南部への移動・滞在を予定している方は上記情勢を留意の上、報道等から現地の最新情報を入手し、状況に応じて計画を変更、延長することも含め自身の安全確保に努めて下さい。
===転載以上===
私自身、つい一週間前までチトワンのバグマラ地区にあるホテル(Landmark Forest Park)に滞在していました。
7月初旬にも訪れていたのですが、わずか1ヶ月の間に、ラプティ川が増水しており、エレファントサファリやカヌーライドをする際にはやや怖さも感じました。
それでも象はざぶんざぶんと河を渡ってくれましたが、その一週間後に、ソウラハやバグマラの通りが冠水し、床上浸水するほどの被害がでました。
本日現在、エレファントサファリやカヌーライドは一時休止中。水がはけばすぐに再開されると思いますが、雨期中に訪れる方はどうぞご注意ください。
写真上:カヌー乗り場(8月3日撮影)
写真下:カヌー終着地点。この川の向こうにエレファントブリーディングセンターがあります。雨期前は木製の橋がかけられていましたが、雨期入り後川が増水し橋が流され、今は渡し舟が利用されています。(8月4日撮影)
筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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