ネパール燃料不足 国際線への影響

公開日 : 2015年10月21日
最終更新 :

先日来お伝えしているように、引き続き深刻な燃料不足が続いています。

カトマンドゥにある航空機用の燃料にも限りがあるため、現在、国内線にのみ給油を認めており、国際線についてはカトマンドゥでの給油を行っていません。

このため、国際線は、出発地で往復の燃料を積むか、通常は経由しない他国に立ち寄り給油し、カトマンズ発分の燃料を確保している状況です。これらの調整が難しい中国南方航空や中国東方航空などは、先日よりカトマンズ便を全便運休としています。

自衛で燃料を何とかできている航空会社も、通常積む必要のない燃料を積み重量がかさんでいるため、乗客数を制限したり、預け荷物を別便で送ったりしなくてはいけない羽目になっています。

最近では、マレーシア航空についての荷物トラブルをよく聞いています。先日も、2便続けて大半の荷物の積み残しがあり、1~2つ後のフライトに乗せられカトマンズに到着していました。

カトマンズ着便でこのような事態となりますと、荷物ナシで旅行をすすめなくてはならなくなり、非常に不便です。 トレッキング用品が入った荷物が届かず、荷物到着までトレッキングに出発できない、というような事態も発生しています。

そんな矢先、マレーシア航空では19日付け、次のようなお知らせを発表しました。

一部抜粋:お一人様、ビジネスクラス 40kg / エコノミークラス 30kg以上の受託手荷物は、超過料金のお支払いの有無にかかわらずお預かりできません。

他航空会社でも、重量制限、積み残しが出ているところもありますので、ご注意ください。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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