標高5545mのカラパタールでも通じる携帯電話

公開日 : 2011年03月31日
最終更新 :

ネパールでも、ここ10年ぐらいで携帯電話がかなり普及しました。

トレッキングで山に入っているガイドと連絡を取ることがよくあるのですが、現在、山の中でも通話できるところが増えています。

今まさに、トレッキングの最終到達地へ登頂した、というガイド達から、

「今、カラパタール(標高5545m)に登頂したところ! 今日はとってもよい天気で、ヒマラヤも輝いてるよ!白すぎて目を開けていられないぐらい!」

「今、プーンヒル(標高3200m)! 今日の天気は最高だよ!ゲストも嬉しそう!」

という連絡が入ることも。今すぐにでも現地に飛んで行きたくなってしまうような、うらやましくなってしまう実況中継です。

トレッキング上では主に次のエリアで通話可能となっています。すべてのルートで確認したわけではないのですが、ガイドとの連絡で携帯通話が通じた場所の記録を大雑把にまとめると、次のような感じとなります。

● エベレスト方面

ルクラ~ゴーキョ/カラパタール方面:ナムチェ、タンボチェを含む、広い地域で通話可。ただし山影などでは電波の届かない地域もある。

● アンナプルナ方面

ダンプス:通話可。

ゴレパニ/プーンヒル方面:プーンヒルでは通話可だが、途中は電波の通じない地域多し。

アンナプルナベースキャンプ方面:ほとんど通話不可。

ムクティナート~ジョムソン~ベニ方面:広い地域で通話可。ただし山影などでは電波の届かない地域もある。

● ランタン/ゴサイクンダ方面

ランタン方面ではほとんど通じないが、ゴサイクンダ方面では場所によって通話可。

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いずれも、ネパールの携帯(Nepal TelecomやNcell社のSIM)での通話事情ですが、日本の携帯の場合も、ほぼ同じエリアで通話可能だと思います。ただし、携帯会社や契約内容によっても異なると思いますので、間違っていたらすみません。

先日も、ソフトバンクの携帯を持ってこられたゲストの方が、カラパタール(5545m)でも通話可能だったと教えてくださったところでした。

日本の携帯での通話状況について、体験者の方がいらっしゃいましたら是非教えてください!

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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