幻のブルーポピー(ヒマラヤの青いケシ)と不思議な高山植物たち

公開日 : 2010年08月01日
最終更新 :

少し前のことになってしまいますが、7月半ばにランタン方面へトレッキングへ行っていたガイドが、「幻のブルーポピー」の写真を撮ってきてくれました。

ブルーポピー(青いケシ)は、ヒマラヤの高地で、限られた時期にのみ見られるそうで、貴重な存在です。

自生する姿を是非一目見ようと、雨期中にもかかわらず、この時期トレッキングへ行かれる方もいらっしゃいます。

今回、キャンジンゴンパ(標高約3900m)からさらに高度を上げ、チェルゴリ(標高約5000m)へ行く途中の岩場にひっそり咲いていたとのことです。

ちなみに、天候に恵まれれば雨期中でもヒマラヤの展望が楽しめるのですが、この時は、一寸先も霧状態で、ヒマラヤは全く見えなかったとのこと。

ブルーポピーのほかにも、たくさんの高山植物を見ることができたようですが、その中に、不思議な外観の植物もありました。

綿毛のようなものに覆われたこれ、「トウヒレン」という属腫の植物であるようです。

次の写真など、ヒマラヤにマルチーズが生息していたの?と思わせるようなたたずまい。

このような珍しい高山植物が見られるピークは、7月半ば頃〜8月半ば頃までとなります。

※ 今回の写真は、いずれも、私の会社のガイドが撮影した写真です。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。