路上のローカルフード:スイカ売り

公開日 : 2009年05月09日
最終更新 :

一年で一番暑い時期のカトマンドゥ。(日中気温約30度、湿度60%ほど)

湿度は低いので、日本の夏のようにじっとしていても汗の玉が流れ落ちる、ということはないのですが、照りつける日差しが強く、じりじりこげそうになってきます。

今の季節、路上でよく見かけるのが、スイカ売り。自転車にかごをくくりつけ、カットしたものを売り歩いています。

すでにくし形にカットされているスイカには、ハエがたからないよう、網がかぶされているのですが、埃は素通り。衛生上かなり問題アリなのですが、地元民はそんなことにはお構いなし。のどが渇くと水分補給のために、岩塩パウダーをふり掛けて、がぶり。一切れ10ルピー程度。

ちなみに、テイクアウトするときには、使い済みノートや雑誌のページをちぎったものに包んで渡されます。ローカルフードをテイクアウトするときは、この方法が一般的。

アルファベットの練習をした痕跡がのこっていたり、添削済みの数学のノートだったりと、微笑ましいのですが、水分の多いスイカの場合、ノートのインクがスイカの表面についてしまうことも。

外国人としては、この時点で食べる気は完全に失せるかもしれません・・・。

が、スイカの埃も、ノートの包み紙も気にならない方は、ぜひトライしてみてください。スイカ自体は、甘くてとてもおいしいですよ。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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