ネパールは新年(2065年)を迎えました!

公開日 : 2008年04月13日
最終更新 :

皆様、明けましておめでとうございます。

・・・などというと、何を今さら?と思われそうですね。

本日4月13日は、ネパールで用いられている公暦・ビクラム暦の元日です。2065年に入りました。

とはいっても、ネパールではビクラム暦の年末年始が盛大に祝われることはありません。祝日扱いにはなっていますが、普段とあまり変わらない日が過ぎていきます。

ネパールでは、西暦の年末年始も庶民にはまったくの無関係です。西暦の元旦であっても、祝日扱いにはなっていないほどです。一般庶民にとっては、西暦の12月31日や1月1日が、ネパール以外の多くの外国で、盛大に祝われている、ということ自体知らない人もたくさんいます。(こんな国、珍しいのではないでしょうか?) 

では、ネパールでは、いつが正月のように盛り上がるのかというと、ヒンドゥ教徒にとっての『ダサイン』祭(毎年10月頃に行われる秋の大祭)や、民族によって異なる新年などです。

さて、今まで、主にヒンドゥ教にゆかりのある日が祝祭日となっていたネパールですが、今年(ビクラム暦の今年:2065年)からは、ヒンドゥ教以外の宗教や、ネパールに存在する主な民族の祝いの日なども、祝祭日扱いされることになっています。

このため、昨年(ビクラム暦の2064年)と比べると、かなり休みが増えています。公休日(ネパールでは土曜が休日です)と祝祭日あわせて、なんと、年間100日ほどが休みとなります。

ビクラム暦2065年の主な祝祭日については こちら のページにも掲載していていますので、ネパールを訪れる前にチェックしてみてくださいね。

写真は、路上で見かける新年のカレンダー売りです。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。