非常事態宣言のその後? カラチの一般ピープルの場合

公開日 : 2007年11月18日
最終更新 :

例の「非常事態宣言」。

国際的に大きく報道されたので以後、大丈夫??メールをたくさんもらった。

非常事態宣言=外に全く出られず、市民生活は遮断、

社会から閉ざされているような暗黒のイメージ・・・

そりゃEMERGENCYって聞いたらびっくりするか、普通。

で、実際のところどうなの?というと

univ.JPG

変わったことと言えば、POLICEの巡回車が前より多く見かけられるようになったこと、

それと朝起きてまず最初にすることが今までは「歯磨き」だったけれど、

今はインターネットニュースをチェックすることに変わったことぐらい。

「メディアの規制」? 

これはほんとうで、テレビやラジオもニュース以外、通常の番組は少なく、

ラジオでは通常の番組が音楽に。

メディアによっても規制の具合は異なるよう。

それでも新聞は普通に発行されているし、インターネットニュースもちゃんと更新されている。

テレビ番組のインターネットストリーミングも。

パキスタンNo.1、人口1,500万の大都会、カラチ。

デモが多いのは事実で、特にこのところは反対派や報道規制されたメディアの人たちによる反対集会が連日のできごと。

でもこれらの集会場所は

裁判所(Sindh High Court, Supreme Court), Press Club, Governors Houseがメイン。

近づかなければまずはだいじょうぶ。

今回の件で、暴動が起きていると報道されているエリアも、

わたしたちの様な一般外国人はほぼ通りかからない場所。

特別な用事でわざわざ足を運ばない限りは。

もちろん毎日の注意は必要。

で、どう注意するの?というと、

集会の予定と場所は予め決まっている。のでもちろん!当日はそこには近づかない。

前日・翌日もとりあえず様子見ってことで。ニュースに注目。

大規模集会の場合は、目的地にかかわらず、とにかくどこにも行かない。

そんな日はお家でインターネットとDVD。

金曜日は何もなくてもとりあえず注意。

アメリカ大使館近辺もいちおう注意。

(アメリカのVIPがカラチ訪問時は特に)

駐車場近くはさっさと足早に。ゴミ箱に注意。

サングラスをかける。目立たないようにする。

あとは・・・きょろきょろする。こんなものか?

それだけ?と思われるかもしれないけれど

はい、それだけです。心がけ第一で。

安全な街だよ!とは言えないけれど、市民生活はかなり普通。

sea.JPG

日中の気温はまだまだ35℃くらい。

でもだまっていても汗が滴り落ちるような暑さは過ぎた。

朝・夜は20℃でひんやり。

空気もドライで日陰では秋を感じるカラチ。今日も夕日がきれいです。

☆Jang web site新聞

☆PTV (国営)

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☆FM103

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☆City FM

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