掘りだしものを探せ!日曜市場

公開日 : 2007年05月31日
最終更新 :
image005.jpg

庶民情報と言えばやはり市場、市場の活気があれば庶民が元気な証拠。

ここでは毎週日曜日に市内いろんなところに市が立つ。サンデーマーケットだ。

日本の市は生果品が中心で、市も早朝に開き昼前には終ってしまうが、ここの日曜市は意外に朝は遅い。出展者は積荷をたずさえて9時くらいから続々ご出勤。11時くらいには大体全部の店が出揃う。夜も遅くまで店を開いているので休日寝坊でもOK。生果はもちろん、鍋や食器などの生活用品から電気製品、服地やカーテン、装身具、靴、化粧品、装飾品等などほとんどあらゆるものが並ぶ。生活必需品から食品まで一箇所で何でも揃う店が決して多くないここでは、日曜市はいわば庶民のスーパー。

ときおり下着等を女性店員が売っている様子も見られるけれど、ショップキーパーのほとんどは男性である。化粧品など女性向けのものも例外ではないので、ここでは“ビューティーアドバイザー”も男性。男性に女性用コスメの効能を力説されるといまだに少し戸惑い??なのだが説明する彼らはあくまで真剣だ。

最近はショッピングセンターや市場などで“値切りお断り”の定価制も多いのだが、日曜市での買い物は値段の交渉でスタートする。1ルピーでも安く買いたい客と1ルピーでも高く売りたい店員との間で繰り広げられるはげしい攻防戦。客のおばさんの値切り交渉の迫力たるや、見ているこちらもタジタジである。“この前はもっと安かった”とか“常連なんだから勉強してよ”など切り返しの応酬だ。しかし押しの一手ばかりではない。ときには“安くしてくれないならもういい”と背を向ける。すると追う店主、怒涛の最終値引き。なるほど、この交渉術を体得せねば、と躍起になるのだが、いざ実践すると意外に上手くいかない。

ともかくここでは買い物はパワフルに!である。

日曜市ではホンモノのブランドものサングラスや化粧品などが偽物にまぎれ見つかることもある。しかも破格のプライス。明らかに偽物と分かる山の中から本物を探してみるのはブランド品に目が肥えていてその真贋が分かる人にとってはワクワクものなのでは。こういう掘り出しもの探しをしてみるのも日曜市のまた違った楽しみ方だ。何かいいものが見つかるかも?

image016.jpg

(上写真【左】うず高く積まれた人参。一本一本並べる手間に賞賛。【中】女性用シャルワール・カミーズ布地売場。カーテンではありません【右】お祈り用じゅうたん"ジャーナマーズが延々と続く。中央にある小さいのはお子様用)

image022.jpg

(上写真【左】食事用マット"ダスタルカーン"。さまざまなデザイン、お土産にどう?【中】配色に惹かれ、つい購入 (座布団の4倍くらいの大きさで80Rs)【右】ウルドゥー語で書かれたステッカー (大15Rs) )

image024.jpg

右:“お祈り中は携帯の電源をお切りください”と書いてます。

☆DHA Sunday Market:,University Rd. Sunday Market:(Univ Rd., Safari Park近く)等

タクシーやリキシャでSunday Marketと伝えれば最寄りの日曜市へ辿り着く

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。