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#7 世界遺産!サンボープレイクック遺跡へのアクセスやガイド情報などあれこれ。

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2019年1月18日

コンポントムからこんにちは!
コンポントム特派員の舛屋 彩子です。

今回はコンポントム観光の目玉、
サンボープレイクック遺跡についてご紹介したいと思います!

サンボー2.JPG

カンボジアの世界遺産といえば、
アンコールワット遺跡(シェムリアップ州・1992年に登録)
プレアヴィヒア遺跡 (プレアヴィヒア州・2008年に登録)
が有名ですが、

2017年7月にもう一つ、第3の世界遺産として
コンポントム州の「サンボープレイクック遺跡」が登録となりました!

世界遺産登録となってから、観光客の急激な増加はないものの
じわじわとその来訪者数を伸ばしていっております。
特に、カンボジア人観光客の来訪者が大きく増えました。

サンボー1.JPG

では、さっそくご紹介していきましょう。
まずはアクセスから。

個人旅行でのアクセスの仕方としては、トゥクトゥクが一般的。
トゥクトゥク.JPG

余談ですが、
地元の人はトゥクトゥクのことを冗談で
「コンバイ」なんて呼んだりもします。
(「コン」・・・タイヤの意。
 「バイ」・・・数字の3 の意。
  要するに三輪車かな?笑)

ホテルやゲストハウスでも手配できますが、
一番捕まえやすいところ!?としては、アルンレアホテル前。

arunras.JPG



#2 コンポントムってどうやって行くの?〜前編〜 でもお話ししたように、
このアルンレアホテル前は都市間バスの昇降場になっているので、
バスから降りたお客さんをターゲットにしたトゥクトゥクやモトドップ(バイクタクシー)が集うところ。

サンボープレイクック遺跡までの相場は、往復$15-.

(ここに集うトゥクトゥクのおじさん達は日本人に対して
とってもフレンドリー!)

いざ、出発。

ブンさん背中.JPG

遺跡までは1時間弱ほど。

道中はこんなに映える景色が沢山。

サンボー池.JPG
プノンペンやシェムリアップのマスツーリズムとはまた違う良さではないでしょうか。

映え池.JPG
運が良ければ水牛の水浴びも見れてしまいますよ。

水牛を自在に操るおばあちゃんが逞しすぎてかっこよくて。
水牛水浴び.JPG


40分ほど走ると、「ナカタアツヒト村」に入ります。

アツ村看板.JPG
1993年、UNTAC統治時代に国連ボランティアとしてこのプラサートサンボー郡で活動し、
この地で殉職した中田厚仁さんを讃えて作られた村です。

進行方向右側には、
彼の名前を冠した「ナカタアツヒト小・中学校」も。

アツスクール.JPG


それから更に10分ほど走ると、
サンボープレイクック遺跡に到着です。

このサンボープレイクック遺跡群、
その歴史はアンコールワットよりも古い6世紀後半から8世紀にかけて作られた真鍮(チェンラ)王国の都城跡。

都の名前は「イシャナプラ」。
この王都を設立した「イシャナバルマン1世」の名前に由来する。

7世紀の隋書によれば、7世紀前半には首都イシャナプラには2万戸の家があったと記述があり、
1家庭5人と仮定すると、約10万人が居住していたと推測されています。

この古代都市「イシャナプラ」は、西の都市ゾーンと東の寺院ゾーンがあり、
今回世界遺産登録となったのは、この寺院群。


都市ゾーンの3辺は濠に囲まれており、
残り一辺の東濠の役目となっていたのが
都市ゾーンと寺院ゾーンの間を流れる「オークルカエ川」。
チケットブースの近くを流れている川です。

「サンボープレイクック」の意味はそれぞれ、
「サンボー」・・・「沢山」
「プレイ」・・・「森」、
「クック」・・・「塊、寺院」。

木の門.JPG

その名の通り、サンボープレイクック遺跡は森の中に静かに佇む遺跡。

遺跡内には地域住民たちが生活で使う道路もあるため、
遺跡と暮らし境界の曖昧さに少し不思議に思うかもしれません。



まずは橋の前でチケットを購入しましょう。
(東濠の役目をしていた川にも注目!)

チケットブース.JPG
※2019年1月現在、近くに新たなチケットブースを建設中。

入場料についてですが、
2019年1月現在、外国人観光客は一人$10-.
12歳未満のお子様はパスポートで以って確認できるのであれば、
チケット購入は不要。

samborinfo.JPG
コミュニティガイドも常駐しております。

7人以下の小グループなら$6-.
8人以上の大グループなら$10-.

言語は 英語・フランス語・クメール語。
ガイドさんの手配もこちらのチケットブースで可能。

遺跡のみならず、遺跡内の植物についても熟知している
フレンドリーなガイドさんたち。
理解を深めるためにも、ガイドさん付きがオススメです!

ちゃんだーガイド.JPG
愉しすぎて写真がぶれちゃいました。


遺跡内には食べ物や飲み水は売っていないので、
持参もしくは遺跡に入る前に購入しましょう!
遺跡観光は1時間半以上は歩き回ることになると思うので、
お水は欠かせません。


遺跡は主に、
・プラサートサンボー
・プラサートイエイポアン
・プラサートタオ
の3グループに分けられます。

プラサートサンボー。
PrasatSamborフライングパレス.JPG
八角形の寺院と、「フライングパレス」と呼ばれる精緻な彫刻が特徴。
フライングパレス6.JPG
このフライングパレスの彫刻が確認できるのは、
カンボジア内ではこのサンボープレイクックのみ。
プライングパレス天使.JPG
天使(?)がいますね。

タイのスドックコックトム、そしてサンボープレイクックの2箇所だけで確認できる彫刻だそう。



続いて、プラサート イエイポアン。
イエイポアン.JPG

「イエイ」・・・「おばあちゃん」
「ポァン」・・・「隠れる」の意。


・・・何とも伝説がありそうな名前ではありませんか?
そう、この遺跡には伝説があるんです。が!
ここはコミュニティガイドさんの出番!笑

是非好奇心を膨らましながら、
コミュニティガイドさんにイエイポァン伝説を尋ねてみてくださいね^^

このプラサートイエイポァンにはかつて、
微笑む金のシヴァ像があったと彫刻が残されているのですが
現存はしておりません。

盗まれた?なくなった?
・・・今は一体どこの国の誰の手にあるのでしょうか。



プラサートタオ。

tao.JPG

「タオ」・・・「ライオン」の意。

この3つのグループの中では一番新しい、9世紀に作られた寺院。

そしてカンボジアで一番最初のライオン像です。
tao2.JPG


サンボープレイクックのライオン像は
お尻ぷりぷり、カーヴィーボディー。
tao3.JPG

プラス、カーリーヘアー。
西洋の影響を受けているのではないかと言われております。
そもそも、カンボジアにライオンっていないはず・・・?

何処からどういう風にライオンの姿をキャッチして、
像を作り上げるにいたったのか?
絵だったのか、本物のライオンが船で持ってこられたのか・・・?

答えのない当時の状況に思いを巡らしてみると、
一見難しそうな遺跡観光も面白くなりますね。

そしてこのライオン像、一つの石からできています。凄い!


かつては正面のみならず、西側以外の3面にペアのライオン達が
構えていたのですが足部分からポッキリ壊れてしまっています。
タオ台座2.JPG
このうち2体のオリジナルは、現在コンポントム博物館にあります。

シェムリアップにあるクーレーン山にも、このライオン像とよく似た像があるんだとか。

この時代から、アンコールワット時代によく見られる植物モチーフの彫刻が取り入れられてきます。
植物レリーフ2.JPG

他の寺院群には見られなかった彫刻ですね。


メイングループから外れますが、
こちらは プラサート チュレイ。
チュレイ.JPG
「チュレイ」・・・「締め付ける」の意。(怖い!)

ゾウさんのお鼻のようにも見えますね。

遺跡で発見したゾウに見える木。
ゾウに見える木.JPG

コミュニティガイドさんに教えて頂きました^^

サンボープレイクックの遺跡は、
アンコールワットのタプロームのように
樹木が複雑に絡み合っている遺跡も少なくありません。

ガイドさんは「パラサイトトゥリー」(宿り木)と呼んでいる
イチジク科の木。

根が大地から生えるのではなく、
種子が鳥や風など何かしらの外的要因によって空中をふわふわ旅行。
宿った先が遺跡、なんと神秘的かつメルヘン。

メイングループでない遺跡も、
非常に趣がありますよ。

トロペアン・ロペア。
トロペアンロペア3.JPG
「トロペアン」・・・「池」
「ロペア」・・・「植物の名前。籐細工などに使われます。」


遺跡観光所要時間は、
メイングループのみならば1時間半〜。

世界遺産ではありますが、
まだ静かで自然溢れる、農村の暮らしが近くに垣間見える遺跡。

せっかくなので、マイナスイオン(?)を感じながら
じっくりと古代都市の世界にタイムスリップしてみてくださいね。

次回以降、サンボープレイクック遺跡でのお食事処などについても
紹介していきたいと思います^^


サンボープレイクック遺跡



営業時間 7:00〜17:00


ではまた!

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舛屋 彩子

カンボジア・コンポントム特派員の舛屋 彩子が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:舛屋 彩子

舛屋 彩子

秋田県秋田市出身。金融機関での勤務、南国フィジーでの生活を経て帰国後は観光案内所職員に。もっと海外で修行したい!という思いを捨て切れず模索していたところ、カンボジア・コンポントム州にご縁ができました。日本では3つのミスコンテストに参加経験があり、ミススプラナショナルジャパン2017秋田代表。2018年2月よりコンポントム州観光局に配属され、任地の人々の温かい人柄に助けられながら、間口広く活動中。 DISQUS ID @disqus_xdlHH2zeFh

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