カンボジアの村流"おもたせ"

公開日 : 2016年12月08日
最終更新 :

こんにちは吉川で~~す。

突然ですが、これなんだかわかりますか?

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村のお庭で育った自家製唐辛子なんです。

見た目は辛そうに見えますが、まったく辛くない。むしろ爽やかフルーティ。

サンボープレイクック遺跡周辺の村を歩いていると、村のおばちゃんたちに良く声を掛けてもらうんですね。

よくあるのが、「ごはん食べたか?」や、「ちゃんとご飯食べてるか?」

カンボジアはごはん至上主義。まだごはんを食べてないよと答えたり、ちょっと忙しくて食べていないとわかると、「これ食べれ」や、「ごはん食べていきなさいよ」などまー、実家に帰った時のおかーちゃんのように、みんな温かく同じ事をおっしゃられるんですよ。

最終的には「うちでご飯食べていかないの?いちごあんのに。もう。」みたいな、まるで中川家の漫才のようなやり取りまで。(注:カンボジアの村にイチゴはありませんが。。。)

そんなふうに声を掛けてくれたお家の軒先や庭で他愛もないお話を楽しんで、そろそろお開きかなというタイミングになると、おばちゃんたちが庭へ向かって歩き出し、おもむろにいろんなものをもぎ始めます。

「これ、持っていきんさい」と。

そして渡してくれるのが、おうちで育った、そのときどきの野菜や果物たち。

おばちゃんたちが庭で丹精込めて作った元気な作物。しかも、もぎたて。

マンゴーのシーズンになればマンゴーを。

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いろんなおうちの方からいただくので、種類も様々。

バナナが取れる時期になるとバナナを。

これが、またデカい。日本では見たこともないようなサイズのお野菜や果物たち。

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なんと、新米の時期になるとお米まで頂いちゃったり。

おばちゃんたちの愛情が詰まったお野菜や果物。

スーパーなど、街で売っているものとは一味違うお野菜達とおばちゃんたちの温かさを味わいに、カンボジアの

おへそ、コンポントムを訪れるのはいかがでしょう。

つづく

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