コロナ禍のヨハネスブルグで自転車を楽しむコツ

公開日 : 2020年09月24日
最終更新 :
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新型コロナウイルスにともなう自転車人口増加のトレンドは、ここ南アフリカにも届いています。

牽引役となったのはフィットネス需要です。ロックダウンでジムやフィットネスクラブが閉鎖されるなかで(現在は人数制限のもとで営業再開)、ソーシャル・ディスタンスを確保しながら行える運動として人気が拡大しました。

自宅に眠っていた自転車を引っ張り出す人が続出し、自転車屋さんは大忙し。MTBを走らせていても、一昔前の主流だった26インチのMTBを見かける頻度がぐっと増えたような気がします。

子供も楽しめるバイクパークから郊外にあるロッジ併設のトレイルまで、ヨハネスブルグ周辺のトレイルは実にさまざま。プレトリア周辺まで足を延ばせば、さらに選択肢は広がり毎週でも飽きることはありません。

ところが、自転車人気の高まりとは裏腹に、残念ながら一部のトレイルで問題が発生しています。新型コロナウイルス感染拡大防止に有効とされるマスク着用や「3密」防止を無視した運営が見られるのです。

例えば、MuldersdriftのCradle Moon Lakeside Game Lodgeがそのひとつ。MTBレースやOWSイベントを積極的に開催するなどで知名度の高いロッジですが、ここ最近の週末は大混雑。

Facebookページでの「大きな音や音楽は流さないで」との投稿に対しては、「それ以前に密の状況をなんとかしてくれ」「入場制限をするべきだ」と来場者からの不満の声が多数見られます。

We encourage you to keep quite on the reserve. Take time to listen to the sounds of the birds, animals and...

こんなガッカリを極力回避するためには、どうしたらいいのでしょうか。

まずは、入場人数の管理を行っている場所を選ぶこと。例えばNorthern Farm MTB Parkは時間指定の事前予約制を導入しているので、密にあたる可能性は下がるでしょう。

次に、Facebookページで最新情報をチェックすること。多くの施設で、最新情報の掲載はウェブサイトよりもFacebookの方が圧倒的に早いです。ロックダウンレベル1導入を受けて小規模の自転車レースも始まっており、貸し切りの有無なども要確認です。

新型コロナを巡る状況が刻一刻と変わるなかでは、何かにつけて情報収集が肝です。事前準備をしっかりと行い、充実した自転車ライフを!

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