南アフリカ、酒の販売を再び禁止 新型コロナウイルス対策で
南アのRamaphosa大統領は2020年7月12日(土)に、新型コロナ感染防止対策で実施中のレベル3ロックダウンについて、内容の一部見直しを発表しました。
おもな内容は次のとおりです。
・酒類販売の禁止
・公共の場でのマスク着用義務の厳格化(遵守さればい場合、オーナーやマネージャーへの罰則あり)
・夜間・早朝(21時〜翌4時)までの外出禁止
・近距離ミニバスタクシーの乗車定員制限緩和(定員の100%許可)、窓開放の義務化
・運動を目的とした公園の利用解禁
なお、法定の場での争いが続くタバコ販売禁止に関しては、今回の発表での見直しは行われず販売禁止措置が継続となっています。
こちら、Ramaphosa大統領の演説です。
今回改定された内容の詳細は下記リンクからご覧いただけます。
Alert level 3 lockdown regulations, as amended on 12 Jul 2020
また、追って在南ア日本大使館からも要約が公表されると思いますので、併せてご確認ください。
前回の記事に書いたとおり、感染拡大のホットスポットとなっているGauteng州(ヨハネスブルグ、プレトリアの所在地)での規制厳格化が噂されるなかで、南ア政府の決断は国内全土での規制内容見直しでした。
大統領演説を受けてソーシャルメディアでは、酒の備蓄が十分ではない市民から、怒りとも嘆きとも取れない声が聞かれます。また、Sowetoなどタウンシップでの感染が拡大するなかでなぜミニバスタクシーの乗車定員制限を緩めたのだろう、と疑問の声が挙がっています。
規制見直しが感染拡大のペースを抑えるか、否か、結果が出るのは2週間後です。
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