ヨハネスブルグおよび周辺でロックダウン厳格化を検討 新型コロナ感染爆発防止で
Gauteng州での新型コロナウイルス感染拡大が止まりません。
-- Ross Khan (@CybeRossK) June 29, 2020
2020年6月29日に発表された、南ア全体での新規感染者数は6130人。内訳は、
Gauteng州 2946人(回復者を含むのべ感染者数3万9841人)
Western Cape州 930人(同6万1375人)
KZN州 608人(同9041人)
Free State州 98人(同1377人)
Eastern Cape州 1096人(同2万6195人)
Limpopo州 76人(同1011人)
Mpumalanga州 73人(同1089人)
North West州 284人(同3931人)
Northern Cape州 19人(同404人)
となっていて、Gauteng州での新規感染者が全体の半数近くということになります。
特に心配されているのはJohannesburgでの感染拡大で、その数1294人。過去5日間の1日あたり平均新規感染者数989人から確実に増加しています。
この状況下、Gauteng州保健省高官のBandile Masuku氏がラジオインタビューに応じ、「ロックダウンの厳格化を検討している」と述べました。詳細は明らかにされていませんが、"intermittent" lockdownという言葉を用いています。
Masuku氏はまた、特に懸念される場所としてショッピングモールとヨハネスブルグCBDの名前を挙げて、注意を促したほか、ロックダウンの規制を無視してパーティや結婚式を行う動き(何を考えているんだか......)に対して、行動を慎むように呼びかけています。
南アフリカではロックダウンレベル3規制内容緩和にともない美容室がすでに再開、昨日から飲食店での着席が可能となりました(アルコール販売は引き続き禁止)。加えて、ミニバスタクシーが政府からの休業補償が不十分として、3密を防ぐための乗車人数制限を無視して通常通りの100%乗車率で運転を再開すると宣言。さらに7月に入ると学校再開が本格化するという状況で、感染爆発の外堀が着々と埋まりつつあります。
そして南アフリカ人、なかなかマスクしてくれないんですよねぇ......。
感染爆発を防ぐ最後の手段としてロックダウンの厳格化実施、強い反発と経済的損失は覚悟の上であり得るような気がしています。
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