南アフリカのロックダウン、違法と合法の境界線は? 超便利なアプリで一発確認

公開日 : 2020年06月24日
最終更新 :

まもなく3ヵ月に入ろうかという、南アフリカのロックダウン。

ロックダウンには5段階のレベルが用意されていています。レベルに応じて許可される活動が異なる上に規制の内容が不定期に見直されるため、常に最新情報を頭に叩き込むのは一苦労です。

そんな事態の救世主となっているのが、Lockdown BozzaというWEBアプリ。どことなく見覚えがあるような顔つきに感染拡大防止のマスクを着用したBozza(=ボス)が、今現在のロックダウンレベルで何ができて、何ができないのかを教えてくれるのです。

Lockdown Bozza

※記事執筆時点で、私のMac Chromeだとうまく表示されないようです。SafariはOK。

操作は直感的に進めればOKです。まずはスタート画面でProvinceを選択。

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Gauteng州を選ぶと、Districtの一覧が出てきました。City of Johannesburgを選んでみましょう。

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すると現れたのはこんな画面。右上の大きな数字が現在のロックダウンレベル(レベル3)。丸で囲まれたアイコンが、個別の活動を示します。

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アイコンは全3種類。信号よろしく、青=許可、黄色=条件付き許可、赤=不許可、となっています。

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例えばEating Out(外食)をクリックしてみると、「テイクアウト、デリバリーはOK。ただし、事前の電話注文が望ましい」と詳細が表示されます。

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モノは試しとタバコをクリックしてみると、「タバコの販売は禁止」と無情な表示が。ちなみに南アフリカではロックダウン開始から一貫してタバコ販売が禁止されており、ブラックマーケットでの取引が盛んに行われているとか、いないとか......。

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なお2020年6月22日時点で、南アフリカの新型コロナウイルス感染者数はついに10万人を突破しました。

ここGauteng州では1日の新規感染者数が1500人を超え、感染爆発が続くWestern Cape州の1113人を大きく上回りました。合計感染者数は5万2554人(回復済3万5958人)のWestern Cape州が依然一番大きな数字ですが、Gauteng州が2万2341人(回復済5620人)でホットスポットになりつつあります。

アプリの存在に感謝しつつも、事態収束してアプリが不要になる日が来ることを願うばかりです。

画像提供:Lockdown Bozza

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