ヨハネスブルグのインド料理店、のべ3万1000人前の食事を無料提供

公開日 : 2020年05月28日
最終更新 :

新型コロナウイルスで飢えに直面する人たちを支えようとヨハネスブルグのレストランが始めた取り組みがすごいことになっています。

インドのケララ州出身のオーナーが経営するNorwoodのインド料理店Thava Indian Restaurantが、生活困窮者に料理を無料で提供し始めたのは4月6日のこと。初日は300食分のチキンカレー、ポリヤルなどでスタートしました。

Facebookであっという間に「いいね!」が広がり寄付や食材の提供を申し出る人が続出。5日目には400食へと拡大しました。

そして、開始から約1週間後のタイムラインでは、寄せられた大量の食材が報告されています。

レストランは毎日食事の提供を続け、15日目にはその数が開始時の4倍に相当する1200食に。

その後、多少の上下はありつつも1000食台を維持しつつ、24日目にはついに2000食を達成しました。料理はNorwood周辺に留まらずZandspruitやAlexandlaなどのタウンシップにも届けられています。

40日間休むことなく提供され続けた食事の数は、驚きの3万1000人前。レストランは寄せられた多くの支援に対する感謝を述べました。食事の提供はこれからも続けるとして、継続的なサポートを呼びかけています。

Thava Indian Restaurantの店舗はヨハネスブルグのNorwoodとMontecasino、そしてEast CoastのBallitoです。新型コロナウイルスの感染拡大がいったん落ち着きレストランが営業再開できるまではまだ時間がかかりそうですが、善き行いはレストランの将来にいい形で返ってくるはずです。

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