ケープタウンでも新型コロナウイルス不況:中国人観光客が90%近く落ち込む

公開日 : 2020年03月18日
最終更新 :
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2020年の1月某日、好天のCape Town。友人家族のリクエストで喜望峰へ車を走らせました。

前日気持ちよくグラスを空けたせいか、朝一番に出発するはずが揃って朝寝坊。Cape Point National Parkの入口で多少の順番待ちは覚悟していましたが、どうも様子が変です。

これはやはり......。

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さらに車を進めてCape Pointの駐車場に到着しましたが、こちらもやはりガランとしています。「新型コロナウイルスの影響なの?」と近くにいた認定ガイドの方に聞くと、まさにその通りで、中国人観光客の足が完全に止まっているとのこと。

観光に限らずビジネス目的での訪問も減少していて、この時期の混雑具合は例年に比べて7〜8割と聞きました。

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Cape Point〜喜望峰〜Simon's Town(ボルダーズビーチ)と立ち寄るなかで、今までは必ず遭遇していた中国人団体観光客との遭遇はゼロ。

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いや、中国人に限らずアジア系の観光客が極端に少ない印象でした。代わりに目についたのが、非英語圏ヨーロッパからと思われる観光客の姿です。フランス語やドイツ語を多く耳にしたような気がします。

新型コロナウイルスが本格的に全世界に広がる前の1月でこの状況、今は一体どうなっていることやら......と思っていたら、Cape Townの観光協会が統計を発表

5月末までのCape Town各種予約は対前年比マイナス10%に留まっているようです。一方で、中国からの観光客は対前年比マイナス87%と大幅な落ち込みを見せているとのこと、1月のCape Townで感じた肌感覚は間違っていなかったんだ、と実感しました。

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