ヨハネスブルグのAlexandraタウンシップで初の感染者発覚、拡散に懸念
南アフリカでは、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応で2020年3月26日から4月16日まで21日間のナショナル・ロックダウン(全国での外出禁止)が行われています。
自主隔離が可能な富裕層、中所得層での感染はともかく、低所得層に感染が拡大すると国家の危機だ......といわれてきたところ、ケープタウンとヨハネスブルグのタウンシップ(旧黒人居住区)で相次いで新型コロナウイルスへの感染者が確認されました。
先んじたのはケープタウンのKhayelishaで、2020年3月29日に新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
KHAYELITSHA BECOMES FIRST W CAPE TOWNSHIP TO CONFIRM COVID-19 CASE
その24時間後に、ヨハネスブルグでもっとも裕福なSandtonに隣接するAlexandraで初の感染者が確認されました。
Confirmed: Patient in Alexandra township tests positive for coronavirus
これらタウンシップでの住環境は非常に悪く、6畳ほどの空間に4人以上の家族が身を寄せる光景は日常茶飯事、政府が呼びかけるSocial distancingが虚しく響きます。
まだ2週間以上続く南アのナショナル・ロックダウン。果たして南ア国民は踏ん張りきれるでしょうか。
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